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2017/08/13(日) 11:55:24.36ID:CAP_USERカリフォルニア大学リバーサイド校のアーロン・サペンフィールドさんらの調査チームがクラゲの化石を見つけたのは、ラスベガスに近いデス・バレー国立公園の砂漠地帯。
日本の岩手県とほぼ同じ広さの「デス・バレー」は、夏の気温は50℃近くに達し、1年間の平均降水量は5センチと、米国で最も気温が高く乾燥した「死の谷」の名前にふさわしい砂漠地帯だ。
そんなカラカラに乾いた大地で、粘土質の砂が固まってできた砂岩の表面に残されていたのは、なんと13個部の化石。つぶれたドーナツ状の凸凹は、クラゲのカサにあたり、その直径は3センチから最大で21センチほど。
年代測定の結果、5億4000万年前のカンブリア紀の原始的なクラゲであることがわかったが、不思議なのは、なぜこの一帯だけに化石が集中して見つかったかと言う点だ。
サペンフィールド氏は、現代ならばクラゲが死ねば、鳥やエビなどのエサになるが、海洋の生態系が豊かだったカンブリア紀は、クラゲの死骸を狙う必要はなく、しばらくの間、同じ場所にとどまっている間に、粘土質の砂の中で化石化したのだろうと推測している。
http://sp.hazardlab.jp/contents/post_info/2/1/4/21444/kurage002.png
カリフォルニア州デス・バレーの砂漠地帯で見つかった5億4000万年前のクラゲの化石
http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/1/21444.html
2017年08月13日 06時00分