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>ローマ軍の重さ50グラムの鉛弾


50グラム?  50キログラムだろう。

いずれにしても、このローマ軍の「投石機」がローマに異民族をドンドン制覇して領土を広げ、巨大帝国を作り上げることができた理由なんだろうな。


普通に言って、
人種や民族の生き残りの戦いは、そのリーダーの能力などに貢献度を与える傾向があるが、
しかし実際は、その多くは、このローマの「投石機」に見るごとく、単純な「覇権武器」を持ってることで成し遂げられている。

たとえば太古、ヨーロッパにはネアンデルタール人とホモサピエンスが共存していた時期があったが、
ネアンデルタール人の方が頭脳も大きく体も頑丈なのに、なぜホモサピエンスに生存競争で負けたかと言えば、
驚くべきことに、ホモサピエンスが「投槍器」を発明できたその1点によるってことだ。

日本でも、戦国時代に織田信長が「全国統一」の先鞭をつけることができたのも、
ま、信長の個人的な能力もあったろうが、何よりも当時の最新兵器「銃」の活用が信長が一番優れていたからであることは、普通に主張されている。

で、現在の世界で、米露中が、3大覇権国としてのさばってるが、
それができるのも、この3か国が圧倒的に「核弾頭」を保有してるからである。(米露はそれぞれホボ7000発。中国は500発程度)

しかし、現在、軍事的に世界は膠着状態である。
もし、今から世界を統一できる国があるとすれば、それはやはり「覇権兵器」を開発した国だろう。

で、核に勝る覇権兵器とは何だろうか?
色々考えられるだろうが、単純に巨大な破壊兵器では意味がない。自分も地球上にある限り、いっしょに滅びてしまうからな。

おそらく、新しい領域の電波を使って人間の精神に作用する電波兵器の可能性もある。
相手国にその電波を放射すれば、その兵士や国民の精神活動に支障が衰え、常に意識がモウロウとすることになれば、まあ、無敵だろう。