【兵器】威力は.44マグナム並み! 古代ローマ軍の投石機から発射される鉛弾 [無断転載禁止]©2ch.net
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今から1900年ほど前、スコットランドの丘の上の砦で、ローマ軍と先住民が激しい戦闘を行った。
最近の実験によって、ローマ軍の兵士が投石器を使って発射した鉛の弾のストッピングパワー
(命中したときに相手を行動不能にする力)は、現代の.44マグナム弾に近かったことがわかった。
英トリモンティウム・トラストの研究者ジョン・リード氏は、投石器による攻撃はおそろしく有効だっただろうと考えている。
先住民の戦士は、剣などの簡単な武器しか持っていなかったからだ。「丘の上の先住民は皆殺しにされたことでしょう」。
リード氏は、エディンバラの南に位置するバーンズウォークの遺跡で発掘調査を行っている。
ローマ帝国は、バーンズウォークでの戦いを皮切りに、最北端の国境線「ハドリアヌスの長城」の北で
暮らす先住民を制圧する戦いに打って出た。しかし、優れた武器を持っていたにもかかわらず、彼らは
苦戦を強いられた。スコットランドの先住民たちは屈強で、丘や沼地をうまく利用して反撃してきたからだ。
ローマ軍は、バーンズウォークを攻撃してスコットランドのローランド地方の一部を占領したが、
20年もたたないうちに、長城の南まで退却した。リード氏は言う。「ローマ人にとって、
スコットランドはアフガニスタンのような場所だったのです」(参考記事:「ローマ帝国 栄華と国境」)
リード氏と、ダンフリーズ・アンド・ギャロウェイ州評議会の考古学者であるアンドリュー・ニコルソン氏は、
バーンズウォークで起きたことを解明するための新たな手がかりを求めて、5年前に調査を開始した。
バーンズウォークの丘には、頂上に先住民の砦があるだけでなく、斜面にローマ軍野営地の遺跡が2つある。
この遺跡の解釈をめぐって、スコットランドの考古学者たちは大きく2つに分かれていた。一方の研究者は、
先住民が放棄した砦をローマ軍が射撃訓練場として利用していたと考えている。もう一方の研究者は、
丘の上の砦には先住民がいて、ローマ軍が長期にわたる包囲攻撃を行っていたと考えていた。
(参考記事:「古代ローマ兵士の靴60足、英国で発見」)
ナショナルジオグラフィック
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/052600197/?P=2
投石器で武装したローマ軍の兵士たちは、強力な鉛弾で先住民を倒していった。(PHOTOGRAPH BY JOHN REID)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/052600197/ph1_m.jpg?__scale=w:500,h:374&_sh=04c08b04f0
>>2に続く 論争に決着をつけるため、リード氏とニコルソン氏は、バーンズウォークの発掘調査を行って
ローマ軍の鉛弾を探すことにした。米国では以前、「リトルビッグホーンの戦い」(1876年)の
古戦場で考古学者たちが金属探知機を使用した。そして地中に埋もれた弾丸や砲弾を探し出し、
戦闘員の移動経路の地図を作ることに成功している。(参考記事:「50年後の和解:リトルビッグホーンの戦い」)
リード氏とニコルソン氏は、バーンズウォークで同様の調査を行うことにした。彼らはまず、
古代ローマ軍の投石器の鉛弾を、遺跡の地中に埋もれているほかの金属から正しく区別できるように、
金属探知機を調整した。バーンズウォークの丘の斜面と頂上を金属探知機でくまなく探査したところ、
2700カ所以上で反応が出た。ニコルソン氏はその位置を慎重に記録し、地図を作成した。
それから、探査の結果を検証するため、小さな溝を5本掘って実際に発掘してみた。その結果、
金属探知機が示したとおりの場所から、ローマ軍の投石器で使う鉛弾が400個以上も見つかった。
さらに、バリスタ(据え置き型の弩砲)用の丸い砂岩でできた石弾も2個発見された。最終的に、
金属探知機の反応の94%がローマ軍の鉛弾であることが確認された。
バーンズウォークで何が起きたかを解明するため、研究チームは金属探知機の反応があった場所の分析に取りかかった。
その結果、先住民の砦の南側にあった長さ460メートルの塁壁に、多数の鉛弾が集中していることがわかった。この塁壁は、
ローマ軍の野営地の真上に位置していた。「これは包囲攻撃の場合に予期される分布です」とリード氏は指摘する。
砦の北側の塁壁にも、やや少ない数の鉛弾が集中している箇所があった。おそらく、砦から脱出しようとする先住民を攻撃したのだろう。
ローマ軍の投石器は非常に強力だったと考えられている。最近ドイツで行われた実験によると、
ローマ軍の重さ50グラムの鉛弾を熟練者が発射した場合のストッピングパワーは、
拳銃で発射された.44マグナム弾のストッピングパワーよりもわずかに小さい程度だった。
別の実験からは、120メートル離れたところにある人間より小さな標的に鉛弾を命中させられただろうことも明らかになっている。
「120メートルというのは、丘の南側に築かれたローマ軍の野営地から、丘の上にある先住民の砦の塁壁までの
距離と同じです」とリード氏は語る。(参考記事:「ブーメランは殺人兵器だった、13世紀の骨に痕跡」)
(以下ソースで) 投石機を懐から取り出し素早く6連射出来れば「お〜っ」と思えるけどねw 現代の下朝鮮ではデモの時には糞を投げるけどな。
1900年後には糞投げも解明されるかも。 120メートル先の人間に石ぶつけられるってすごくね? >>9
節子それマグナムやない水鉄砲や・・・・砂糖水の出る水鉄砲や。 50グラムの鉛弾飛ばすのはバリスタとは別で個人用の投石紐でのことでないの?
それ専門の傭兵集団もあったとか >>3
オマエラ日本では、投石機を一度も持ったこと無かった。これが、現実だよ、現実! トテモワラエル 投石機ってテコの原理で投げるのか紐でグルグル回して投げるのかでだいぶ違うよな
弩のように弓矢みたいにするのか 鉛とか石とか、言ってることがそもそも間違いで
ローマに火薬が無かったと考えることが間違い。
蒙古襲来のとき、火薬玉を発射されてたじゃん
しかし、日本にはこれは無かった。これが、現実だよ、現実! トテモワラエル原始人=日本 >>26
硫黄とかの物質を原料に使う火薬は、すでに中東地域で実用化されていた。
もちろんギリシャでも、ローマでも、だ。
本物のローマの射出機カタパルトは、全長30メートルにも及ぶもので、
これを移動させるのに「全ての道はローマに通ず」
カタパルトから射出される火薬弾は、近代の大砲と変わらなかった。
「野戦でローマに勝てる者はいなかった」 >>9
多分言う奴居るやろうって思ったら居ったわw
そのみっともない豆粒仕舞えよw >>19
日本でも「投弾帯」と呼ばれるスリングと同形態の兵器が弥生時代の遺跡から出土している。 >>28
火縄銃とかも、ライフル条が付いていないだけで、威力は相当強いというよね。 つか、延々遠征した先まで武器滞りなく供給してたって凄い。
現地や前線基地で量産してたらバケモノ。 インディアンの投げ石なんて21世紀の人間が思いつくかどうか怪しいレベル >>36
バリスタとスリングを意図的に混同させるな >>37
ウザいわ、何でその手で振り回して遠心力だけで投げるんだろ、スリング それでマグナムなのか トテモワラエル ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています