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2017/05/28(日) 05:13:12.40ID:CAP_USER2017.05.27
がんの転移を抑制することで知られる「心房性ナトリウム利尿ペプチド」(ANP)というホルモンが、どのような仕組みで作用するのかを、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)などのチームがマウスを使った実験で26日までに解明した。
ANPは心臓から分泌されるホルモン。「もともと体内にある物質で、安全性が高い。体に優しい、新たな転移予防薬の開発につながる可能性がある」と説明している。
実験では、一部の種類のがん細胞を移植したマウスを使い、肺への転移の状況を、遺伝子を解析して調べた。
すると、ANPを投与したマウスは、炎症を引き起こす遺伝子の働きが抑制されることが判明。その結果、転移の抑制につながるとみられることが分かった。