5月23日 10時47分
木星に発生するオーロラが爆発的に広がる過程を宇宙望遠鏡で撮影することに、日本の理化学研究所などの国際共同研究グループが世界で初めて成功しました。
木星のオーロラの撮影に成功したのは日本の理化学研究所やイギリスのレスター大学などの国際共同研究グループで、地球の周りを回っているアメリカのハッブル宇宙望遠鏡を使って、去年5月に撮影しました。
2日間に撮影された合わせて5枚の画像からは、木星の北極付近にあるドーナツ状の光の輪が急激に激しさを増す様子がわかります。

理化学研究所が同じ時間帯に日本の別の観測衛星で得られたデータを基に分析した結果、これは木星のオーロラが爆発的に広がる過程を捉えたものだということです。
さらに、アメリカの別の探査機で得られたデータも含めて詳しく分析した結果、オーロラが爆発的に広がる現象には、木星の衛星「イオ」の火山から噴出されるガスが関係していると見られることもわかったということです。
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170523/k10010991741000.html