水からDNA探る…源・神戸大特命助教が講演

2017年04月14日 19時03分

 読売テクノ・フォーラムの研究交流会が14日、日本プレスセンター(東京都千代田区)で開かれ、
神戸大学の源利文みなもととしふみ・特命助教が、「水を調べれば生物がわかる 驚異の〈環境DNA〉」をテーマに講演した。

川や湖、海の水には、生物の粘液やふんなどに由来するDNAが含まれている。
源さんは、バケツ1杯の水を採取してDNAを分析することで、そこに生息する魚や両生類などを特定できるようになってきたことを紹介。
生物や生態系に負荷を与えずに、希少種や外来種などの生息調査が可能になりつつあると述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170414-OYT1T50136.html?from=ycont_top_txt