拒絶反応抑える新手法、東北大 「マウスで効果」

がん細胞を攻撃するなど免疫をつかさどるナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きを抑える手法で、移植手術後のマウスの拒絶反応「閉塞性細気管支炎」を緩和できたとの実験結果を、東北大のチームが28日付の米専門誌に発表した。
 
炎症により気管支がふさがる閉塞性細気管支炎は、肺移植後の主な死因の一つ。
従来は別の種類の免疫細胞が引き起こすことが知られていた。
チームの小笠原康悦教授(免疫学)は「NK細胞も関わることが分かり、拒絶反応を抑える新たな免疫抑制剤の開発が期待できる」と話す。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---

▽引用元:共同通信 2017/2/28 04:00
https://this.kiji.is/209022560097748476

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東北大学 プレスリリース 2017年2月28日 15:00
肺移植後の拒絶反応、閉塞性細気管支炎の原因となる新たな分子の発見 ‐臓器移植拒絶反応を防ぐ新薬開発へ期待‐
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/02/press20170228-01.html