プロ棋士同士の試合結果は事前の根回しや談合によって
全てが決まる予定調和のプロレスでしかなく、
狭いコミュニティの中で薄ら寒いお世辞とそれに対する紋切型の
謙遜ぶった返事が台本通りに飛び交う馴れ合い駄サイクルが形成され、
そうした「人間らしいやり取り」に熟達し年を重ねた者だけが
将棋界で出世していくことができる。
対局中での頬杖の角度や頻度、扇子を使うタイミングなども
全て試合情勢に合わせた設定が事細かく決められており、
そうした様式美、将棋文化に準ずる精神も当然一種の
技能点として評価の対象になる。

極端なまでに皮肉ってやるとこんな感じになる。