0100名無し遺産
2016/08/21(日) 00:15:06.76ID:CWGHnCzc0映画に限らず、テレビドラマも、アニメも、漫画も、小説も、歌も、ゲームも、ノンフィクションドキュメント物も同じ。
何故か。
考えてほしいのは、親が死ぬことでストーリーを盛り上げようとする作品はほぼ皆無であること。
そして、多くの若い世代にとっては、恋人である女性との死別を経験することは可能性として低いが、
親との死別はたいてい経験するであろうということ。
ここに、私(SPA!愛読者)は、ニートやパラサイトシングルが増えた日本の社会病理を見る。
すなわち、娶ろうともせずカノジョも作ろうとしない草食男子にとって、恋人の存在は御伽噺である。
だから、作品の中で恋人が病死しようと事故死しようと、見るのがつらい、という感情は起こらず、
高校野球やオリピックと同類の、感動の涙の対象にしかならない。
一方、親との死別は、ニートにとって死活問題である。
だから、親との死別を描いたドラマは、ニートから避けられ、人気がでない。