ひらめきやセンスも大切ですが、
苦しまないで努力を続けられるということが、
何より大事な才能だと思います。


何事も年齢が上がってから覚えた人は、
感覚よりも知識に頼る傾向がある。


欠点を裏返すと 
それがその人の一番の長所であったりする。


私は、対局が終わったら、
その日のうちに勝因、敗因の結論を出す。


集中力がある子に育てようとするのではなく、
本当に好きなこと、
興味を持てること、
打ち込めるものが見つけられる環境を
与えてやることが大切だ。


集中力は、人に教えてもらったり、
聞いて身につくものではない。
勝負どころでの集中力を発揮するには、
集中できる環境を
自らつくり出すことこそが
大切だと思っている。


勝負では、知っていることに自分の思考とか、
アイデアをプラスしないと意味がないのですが、
知っているというその一点だけで、
有利になるということもよくあるんです。


人間には二通りあると思っている。
不利な状況を喜べる人間と、
喜べない人間だ。


人生の中で目指しているものが
はっきりしている人は
いくつになってもエネルギーがある。

- 羽生善治 -