細道で犬に出会ったら、
権利を主張して咬みつかれるよりも、
犬に道を譲った方が賢明だ。
たとえ犬を殺したとて、
咬まれた傷は治らない。


私の歩みは遅いが、
歩んだ道を引き返すことはない。


自己の向上を心がけている者は、
喧嘩などする暇がないはずだ。
おまけに、喧嘩の結果、
不機嫌になったり
自制心を失ったりすることを思えば、
いよいよ喧嘩はできなくなる。


人間は、
たとえ相手が自分の一番関心のある目標に
導いてくれる指導者であっても、
自分の気持ちを理解してくれない者には、
ついて行かない。


人格は木のようなものであり
評判はその影のようなものである。
影とは、我々が人の性格を
どう思うかということであり、
木こそが本物である。


待っているだけの人達にも
何かが起こるかもしれないが、
それは努力した人達の残り物だけである。


直接会って話すのが、
お互いの悪感情を一掃する
最良の方法である。

- エイブラハム・リンカーン -