堰塞湖・土砂ダム情報
土砂崩れや土石流などの河道閉塞による天然ダムについて語り合うスレ 熊野が地元で資材提供してくれて排水だけならオレがやると言いたいぐらいだ。
他の所は頂部からダム湖側と下流側の勾配が比較的緩い所。
その間にユンボ持ち込んで頂部下げろと。。
あまりに急な所は知らない。
爆薬でダムになってる部分の上のほうをぶっ壊せば自然と流れ出すんじゃないの? >>325
かなり深くに相当な量の爆薬仕掛けないとあの土砂は吹っ飛ばないと思う
んで上手くいかないと堆積土砂がちょっと吹っ飛んで
周りの山が更に土砂崩れるなんてこともありうるぞ >>323
浸食されないように排水路を確保してからだな。
そのまま堤体を堀下げたら大変なことになる。
>>325
勘違いしてるやつが多いが、爆薬は吹っ飛ばすものじゃなくてほぐすもの。 自然越流式の水路じゃあかんのかね?
一番低いところをコンクリで固めて突貫工事でさ
要は越流した時に堤体削らなきゃいいんだろ? >>328
そんな簡易式の水路だと、肝心の豪雨時に持たないと思う。
少なくともあの谷底を満たすくらいの水が流れるわけで、あっという間に剥ぎ取られて終わる。 >>327
排水はホース。資材を頂部付近に下ろしてもらって、必要時間はサイフォン使えるなら2日で、水量3d/sだな。1時間1万d。
但し、排水していい所まで歩けるのか?
堤体sageで大雨で持っていかれないようにするのはオレの専門外。
減勢工はまかせる。
つーか、雨で最大流入量は何d/sなんだ?
なんか微分方程式が出てきそうな話題だね
頭が三角関数になりそうで私イヤ 堰塞湖の水面の面積が解れば一時間に何センチ水位が上がるかで大体わかるんじゃね?
もちろん一定じゃないんだろうけど 原理的にはごく簡単なのに実行されないところみると、サイフォン式にはなんか重大な問題点があるはず。
設置に意外と手間がかかるとか、実質数メートルしか水面下げられないんじゃ意味無いとかだろうか? 崩壊は不可避として下流部で砂防堰堤を急速施工するにせよ、
短期間で構築できる堰堤規模で、想定崩壊土量に対し有効に機能するとは思えん
本川河道に延々とロンメルのアスパラガスでも構築してみるか? 赤谷も熊野も、堰止め湖の流域が狭いので、一気に崩壊する可能性は低い。
それだけの水が溜まらないと思う。
土砂をどこかに運び出すことは全く非現実的で、復旧は無理。
数十年掛けて徐々に浸食されるのを待つのみ。
危険範囲の民家は数少ないので、移転してもらうのがベスト。
そのうち赤谷平成池、熊野平成池とでも名付けて、観光地にすればよろし。 >>335
まあ、あの辺りに住むということ自体が様々なリスクを負ってて難しいわな。
人口も少ないし、かけるコストや手間を考えれば住民が立ち退くのが最良だろう。
あの辺り一帯を自然公園にしたらいい。
ダム関係と温泉街を除いて。 >>333
大気圧の関係で10m以上水をあげることができない
だから満水-10mまでしか水位を下げれない >>333
例えば毎秒1dの排水ならサイフォン設置が一番早い。
要領の分かってる連中がいて足場が何とかなれば1日かからん。
欠点は落水した時に起動させるのにメンドクサイ。
排水の容量増やして水位が下がった時に揚水できなくなるから、
頂部を下げる作業が間に合わなくなる。
土だけでいいならホースを下流の適当な場所まで引っ張ればサンドポンプの要領で送れるが、
石とか倒木はムリ。
水量は単位がバラバラだが、例えば、
灯油ポンプで5L/分、ドラム缶ポンプで20L/分、40mm径ホースで20d/1時間が目安。
100mm径クラスのホースで排水するなら、頂部までの揚水部は消防車の横にでかく巻いてある吸管が
2本つなぎでそのまま使える。
100mm径クラスのホースって、福島原発にいくらも転がってたよな。
あれだけあって1日に2000dも仕事してないみたいだが。
>>335
有効貯水量150万dの藤沼湖決壊で、死者7人、行方不明者1人、
流失もしくは全壊した家屋19棟、床上床下浸水家屋55棟。
それから考えたら赤谷は十分でかいよ。
みんな逃げてるんだから死者は0人じゃないの?大決壊したとしても大したことねーとおも じゃ何もやらない整備局いらないな。レンホーに電話してくれ。
つーか、家が流されちゃうよ。 人が死ななけりゃ良いじゃないか。家はまた立つけど死んだ人は戻らないぞ
山間部の川沿いも海岸沿いも鉄砲水や津波のリスクがあるのはしょうがないんだから どっちにしろ後始末はしないといけないんだから、決壊してぐちゃぐちゃになる範囲広がったら余計めんどくさい。 >>343
もう既に予算が仕分け済みなんです。
蓮ホーの予見能力にびっくり!! 得意の水ガラスであれ全体を固めて自然の池にしてしまえよ
ついでにブラックバス放して釣り公園化、1人/1日1500円またはボランティア3時間で使用させる
元々魚はいないから誰にも迷惑はかからない 栗平が小さくなってるのはなぜだ?
土砂が25mも低くなってるぞ。 >>347
あんな上流の池にブラックバス放流したら、下流域全体にブラックバスが広まっちゃうじゃないか。
だいたい、遊びのためだけに外来魚を放流するなんて釣具利権のブラック企業のやること。
行政が推進するもんじゃない。 釣り公園とか笑止。
自然の渓流がいくらでもあるのに、超不便な現場まで誰がわざわざ行く?
どんなブラック企業だってやらね。
/ / / / / / /
/ / / / / /
ビュー ,.、 ,.、 / /
/ / ∠二二、ヽ / /
/ / / (( ´・ω・`)) ちょっと赤谷にブラックバス釣りに行ってくるお
/ ~~ :~~~〈 /
/ / ノ : _,,..ゝ /
/ / (,,..,)二i_,∠ / /
危険な洪水期も去り土砂ダムは生きながらえました。
そもそも、今回出来た土砂ダムは河道沿いの地山の深層崩壊によるものが殆ど。
深層崩壊は、地山の深いところから生じた崩壊なので、崩壊した土砂は風化を受けてない新鮮岩が多いです。
今回の場合も、大型ロックフィルダムのロック材並みの岩が積み重なっているようですね。
これなら、越水や浸透による抵抗性が強くちょっとやそっとじゃ崩壊はしませんよ。
ずぶずぶの土石だと下手にいじる事も危険ですが、こういうモノなら水を抜きながら徐々に撤去する事も出来るんじゃないですかね。
今回はモノがデカかっただけに、崩積土の中身もりっぱで崩壊のリスクは小さかったようです。
「崩壊しても大したことないしょ」という人いたけどそれは間違いですね。
もし、崩壊してたら規模が規模だけに被害は甚大だったと思いますよ。
報道見てたら避難規模が小さいように思えたけど、あれは崩壊の危険があまりなかったからで、崩壊しても被害が小さいからではないと思います。
ということで、これ以上皆さんの関心もないでしょうから、このスレ
糸冬了
ダムはあるんだから、容量がある所は導水管と発電機を持ってきて水力発電やればいいではないか。
後は大雨で溢れないようにクレスト作ればいいんじゃね? >>361
幼稚なレスだな。
自分で恥ずかしくないか? 体育館ぶち抜いて排水した山古志に比べりゃ問題無い。
ttp://www.sabo.or.jp/saigai/2004niigata-rep1/p4.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/67/c366874654934cf9520b1c4c16ab83f0.jpg
越流するまで見物してた整備局の言う事ではない。
体育館にポンプ収容してるのかな?
ちょうどいいところに建屋があったねw 上の写真は上流側。
ポンプはもっと上流側で見えてない。
そのホースではダム湖から頂部までが低くてもサイフォンは使えない。
田辺は1段目が左岸側に短いホース600L/分が4ラインで、現在の越流部を止めるのが目的で、
2段目の長いのが越流部の斜面が崩れないように下に落としてる?
つーか今回は、排水2.5d.分(40L/s)ってナメてるのか?
1時間150dじゃ全然終わらないだろ。
取り合えずチェーンソーとユンボで左岸側のジャマな倒木をどかしてホース伸ばせるようにしろ。 日本中が土砂ダム大崩壊の映像を期待してたのに、
がっかりさせすぎ。 ところで、国交省は以前税金使ってやったサイフォン排水実験をなんで今回やらない?
現場で使わないなら税金使って実験やる必要無いではないか。
熊野なんか深さが10mちょっとしかないんだからほとんどが排水できる。 近畿地方整備局はもう少し詳しい発表をしてくれ。
現在最も決壊の危険がある状況にある土砂ダム
決壊したら被害が最も大きくなりそうな土砂ダム
排水工事が最も困難な土砂ダム
奈良県五條市大塔町赤谷
奈良県十津川村長殿
奈良県十津川村長栗平
奈良県野迫川村北股
和歌山県田辺市熊野
排水工事が最も困難と言うかメンドクサイのは、
雨で流入量が多くて、
頂部から下流の排水できる所までの距離が長いだな。
現在の貯水量はそんなに関係無い。
排水しながら頂部を下げるとダム湖の面積が減るから、
同じ量の雨でも水位の上昇が大きくなる。
バッファーの容量が減って越流しないようにするのが大変。 排水工事は対症療法に過ぎず、ダム湖の解体が根治に必要ということか。
天候にもよるだろうが、いつまで工事を続けるのかな?
決壊しても下流に悪影響がない貯水量になるまで、解体工事はできないのかな? >>370
ド素人に教えてくれ。
水位が下がったところで人為的に決壊させれば
水の絶対量も少ないから被害も出ずにあとは勝手に
どんどん崩れて行く、みたいにならないの? >>372
どんどん崩れた土砂はどこに行くと思う? >>371
応急なのは1月目標らしい。
>>372
下流が溢れない範囲にコントロールできないと洪水か土石流になってしまう。
細かい土砂はうまく流せば、下流の適当な所で川底浚渫すりゃいいんだけどさ。
つーかさぁ、サイフォンも使えよ。
頂部から放流部まで落差が大きければ、負圧で水を引っ張るから流速が上がって細いホースが使える。
国交省が玉川だかでやった報告は、ダム湖側から頂部までの高さを問題にしてて、
頂部から放流部の高さに言及してないおマヌケだから期待はできんが。
新潟だか東北みたいに燃料1日に8000Lも輸送するのはおススメできない。 >>373-374
>細かい土砂はうまく流せば、下流の適当な所で川底浚渫すりゃいいんだけどさ。
これが、少量づつだと勝手に海まで流れてくような気が
してたんだ。やっぱそう簡単なもんじゃないんだね。
そりゃそうか、、、。 上流からの土砂が無くなると海岸が侵食されてしまうから海までで構わないんだけど、
一度にやると漁業とかに被害が出ない量ってのが問題でさ。
でかい川だと1日で上流から10d車何十台もで運搬できるより多い量が海まで流れてる訳だし。 >>374
> つーかさぁ、サイフォンも使えよ。
ダム湖からの排水は谷を伝って川に流れ込むようにすればいいんですよね。
> 頂部から放流部まで落差が大きければ、負圧で水を引っ張るから流速が上がって細いホースが使える。
細いホースは詰まりやすいのですかね。
> 国交省が玉川だかでやった報告は、ダム湖側から頂部までの高さを問題にしてて、
> 頂部から放流部の高さに言及してないおマヌケだから期待はできんが。
頂部から放流部までよりもダム湖側から頂部までの方が、高低差が大きいわけで、
国交省は、結局吸上げポンプを設置したくないだけなのかも。
> 新潟だか東北みたいに燃料1日に8000Lも輸送するのはおススメできない。
何のために燃料を使ったのですか?
重機の駆動用ですか? >>374
サイフォンてどんな格好なんかな。
素人的には、吸い上げ側を負圧対策として塩ビパイプ、吐き出し側は吸い上げ側と同じレベルまでは
負圧がかかるから塩ビパイプ、それより下は配管しやすいようにホースにすればいいと思うけど。
頂部は脱着可能なフタをつけておくと、詰まったときの掃除やエア抜きがすやすいんじゃ
ないだろうか。
フタを重い鉄製のピストンにしておいて、てっぺんにロープを結わえるようにして、パイプの底まで
落とし込めるようにする。それをロープで引き上げれば水が一緒に上がってくる。
ピストンの隙間から水漏れするなら、頂部から水を流し込みながら、ピストンを上げる。
ピストンが頂部まで上がったらそのままロックする。 >>377
上から、
谷を伝って→ダメ。雨とかでちょっとでも水が越流すると、ホースごと持っていかれる。
細いホース→ストレーナの性能で決まる。
経費の面からできるならポンプ設置したくないのはその通りだけど、
あなたが書いてるのだとサイフォン起動できない。
8000Lはポンプの燃料。
>>378
基本的にサイフォンはホースの中の空気を抜けば後は何もいらない。
国交省は真空ポンプだけど、自分ならダム湖側から通常のポンプで水を押し上げる。
ダム湖から頂部を越して下流側でダム湖の水面の高さよりちょっと上ぐらいまでは、
消防車の横にでかく巻いてある吸管みたいなサクションホース。
後の下流側は通常の消防の布ホースみたいに通水してない時にペチャンコになるのはダメで、
ちゃんと丸く形を保持できるやつでないと水が下に落ちる時の負圧で引っ張るのがうまくできない。
その消防車の吸管についてるフィルターは蛇カゴと言うけど、竹で編んである。
途中で詰まるとやっかいだから、最初のフィルターで工夫する。 補足というか、
8000Lはポンプについてるモーターを動かす発電機の燃料。
通常のポンプで水を押し上げて、サイフォンが起動したらポンプは停止でかまわない。 >>369
>奈良県十津川村長殿
ならけん とつかわ そんちょうどの
に読めた。 >>385
斜度はどのくらいなのかね?
また水の量に対し、土砂の堆積量が何倍も多ければ
土石流は起こらないと思うな?
土砂の上をちょろちょろと水が流れるだけで。
また土砂の堆積量と比較し、せき止められた水量の面積の方が大きければ
土石流の危険性は大きくなると思うけど!? 山古志の時は毎秒数dの排水で左岸側(上川から見て体育館の左)が体育館が落ちそうになるぐらい侵食した。
右下に見えてる白いホースが元々左岸側に1本見えてたので、
真ん中と言うか白いホースより右岸よりに5〜6本見えてたのはポンプごと埋没。
ttp://sankei.jp.msn.com/images/news/111016/dst11101610100003-p1.jpg
昼のNHKニュースを見ると、ホースで排水してたのより下流側も浸食で削れてしまいそう。
大きく崩れる前に水位が下がれば土石流はセーフかもしれない。
雨の度に作業ストップだとラチがアカナイから、越流が止まったら、
越流した一番低い所に沿ってサイフォンのホース引いて、
夜間や作業止まってる時に無人で排水できるようにしとくのがいいかな。 越流を何回か繰り返し、堆積土砂が徐々に削られて、堰止め湖は自然に消滅するよ。
溜まる水量よりも堆積土砂のほうがずっと多いから、水で一気に崩れることはない。
他も同じようなもんだろ。
無理な工事で無駄なお金を使わないことだね。 赤谷16日14時
いちばん左側の崩れてる部分。
これが浸食でダム湖まで後退してくると決壊するな。
石と倒木が抵抗になって決壊してない。
越流の白く見えてる部分ほど勾配がある。
http://nagamochi.info/src/up88659.jpg グーグル画像が更新されてるぞ。
http://g.co/maps/wh472
まあどう見ても一気に決壊しそうにはないな、水量が少ない。
万一決壊しても、下流の民家は片手で数えられるぐらいしかないので、
ほとんど被害ないだろう。
すぐ右側に長殿の堰止め湖も見える。こっちもあまり危険はなさそう。 赤谷は越流して流路ができてるのになぜ工法を見直さない。
排水ポンプ倍増とかアホですか?
水を抜くのが工事の目的じゃないでしょ。
堆積土砂は少しづつ自然に流せばいい。
それともあの膨大な土砂を全部ダンプで運ぶつもりですか。 >>396
「なにもしないで、放置しろ」という主張ですね。 省近畿地方整備局によると、赤谷地区の土砂ダムは依然として満水(推定約550万トン)に
近い状態が続いているという。
整備局は、最大毎分60トンのポンプ排水をしながら、排水路の設置工事を進めている。
ttp://www.asahi.com/kansai/news/OSK201110250004.html
と言っても1日に9時間しか営業してないし、雨とかだと中止だから、
平日で22d/分ぐらいしか排水してない。
営業中でも1d/秒だから雨の後とかでちょっと流入が多いと、なんだかな・・・状態。 堰止め湖の頑丈さは異常。
たぶん手抜き工事で作るコンクリダムより頑丈。 ホントに頑丈なら越流量が多くなり過ぎない程度にユンボで頂部をsageてきゃいい。
おススメはできないが。 500d排水で水位1cm sageだから現在の赤谷のダム湖の面積はざっと5haぐらいか。 周りから崩れてくるから狙った所だけと言うのは無理。
sageるだけでいいならユンボの方が正確で早い。
ところで、越流の侵食ででいきなり頂部が落ちるとかなければ、
極端な話、農家のオジサンが水の流れの段差があって白く見えるような所を
クワとスコップで削っていけばちょっとづつsageできる。
ちょっと離れてやるつもりなら高圧洗浄機のノズルをストレートにして土の部分を削るのもできる。
でもそれができないのは、侵食がデカいから。
越流してできた川の部分が写真を見るとすでに周囲より5m以上深くなってる。
しかし、標高が高いから早く仕事しないと寒くて人間が凍ってしまう。 >すでに周囲より5m以上深くなってる
順調じゃないか、堆積土砂の自然排除が w
ほっとけばいいんだよ 堰止め湖の解体工事のせいで、地盤が崩れやすくなって、
別の堰止め湖ができやすくなるような地形になってしまうような気がする。
【TPP】アメリカ「保険以外に食品安全基準、電気通信、法曹、医療、教育、公共事業も規制を緩めろ」
http://unkar.org/r/news/1320472746
温泉郷きょう再開 十津川村復興へ支援フェア 奈良
2011.11.11 02:24
■奈良公園で足湯や特産品即売
台風12号による紀伊半島豪雨で、温泉の供給がストップしていた十津川村の十津川温
泉郷が11日に再開するのを記念し、奈良公園(奈良市)で10日、「十津川村フェアin Cu
−Cal」が催され、同村の源泉を使った足湯や特産品の即売が行われ、大勢の観光客でに
ぎわった。
会場では、同村から運んだかけ流しの足湯が登場し、観光客らが次々に素足を入れて
温まった。また、同村特産のシイタケが販売されたほか、源泉を使った「温泉コーヒー」が無
料で提供された。
足湯を利用した奈良市の主婦、石本洋子さん(75)は「体中がぽかぽかして気持ちいい。
何度も行ったことがある十津川村が台風被害を受けて心配していた。また行きたい」と話し
ていた。
同村観光協会の田花敏郎会長によると、同村を訪れる観光客は例年の5%程度にとどま
っているが、電話での問い合わせもあり、今月最初の日曜日(6日)には、同村の公衆浴場
「滝の湯」だけで約180人の観光客が訪れたという。
田花会長は「道路の回復は大きい。源泉かけ流しのよさを知るお客さまは心待ちにしてい
たと思う。十津川村に来てもらえるようPRしていきたい」と話していた。十津川温泉郷では、
今月末まで公衆浴場の「星の湯」「滝の湯」「泉湯」は入浴無料となる。 土砂ダム 負けないで 2011年11月11日
写真
土砂ダムの跡地は公園になっている。水遊び用に整地された川にはゴンドラ(左下)が渡されている。
右側の白い流れが人工の滝=かつらぎ町花園新子
◎58年前被災の旧花園村民が励まし
決壊で2度被害/跡地いま公園に
台風12号で田辺市熊野(いや)に出来た土砂ダムは、埋め立てと仮排水路の工事が進んでいるが、
熊野地区の警戒区域指定解除のめどは立っていない。実は58年前、今回よりもはるかに巨大な土砂
ダムが決壊して流された村が県内にあった。2005年にかつらぎ町と合併した旧花園村。住民たちは、
被災後何年もかけてふるさとを再建した。
1953年7月17日から翌日にかけての集中豪雨で、村中心部で土砂崩れが起き、111人が死亡し
た。壊滅的な被害を受けた村に追い打ちをかけたのが、18日未明に起きた土砂ダムの出現だった。
「バッ、バーンと、それまで聞いたことのない、ものすごい音がした」。当時、土砂ダムから約1キロの
地点に住んでいた道上静代さん(83)=かつらぎ町花園新子=は、今でもダムができたときの轟音
(ごうおん)を覚えている。山が崩れ、流れ込んだ土砂で有田川が塞がれた。
ダムの土砂の高さは約80メートル、たまった水は約3千万立方メートルに達したという。今回の台
風12号では奈良・和歌山両県の各地に土砂ダムができたが、最大のものでも奈良県十津川村栗平
の750万立方メートルだ。
道上さんたちは高台の山中に避難し、杉の木を切り倒して掘っ立て小屋を作り、2日ほど過ごした。
その後、高野山に避難した。
道上さんの記憶では、ダムが決壊する前、高齢者や子どもは避難を続けたが、男性や若い女性は
復旧作業のため、天気のいい日は村に戻った。村の大工が木で船を造り、ダムの両端に張ったワイ
ヤをたぐって移動した。雲行きが怪しくなると高台に逃げたという。
家に自由に近づけないのは、田辺市熊野地区と同じだ。道上さんはテレビで土砂ダムの様子が放
映されるたび、「昔を思い出して涙が出る」という。
ダムが決壊したのは9月25日。台風13号の大雨が原因だった。大量の土砂と水が瞬く間に流れ
出し、水害は有田市まで達した。当時、旧花園村の消防団員として活動していた坪井徳夫さん(81
)=かつらぎ町花園梁瀬=は、村が濁流にのまれる様を目の当たりにした。7月に家を流され、やっ
と新築したのにまた流された人もいたという。
壊滅的な被害を受けた村は、水害の翌年に当時の村長が国と県にあてた陳情書の中で「村の存
続も危ぶまれる事態に立ち至っている」と訴えた。村は13年間にわたって、財政破綻(はたん)で国
の管理下に入る「財政再建団体」になった。
「みんな何とかして村を守ろうと必死だった」と坪井さんは話す。坪井さん自身も、林業を営みなが
ら村に住み続けた。
財政再建団体から脱して以降の村は、豊かな自然を生かした観光立村を目指した。夏休みの都
会の子どもたちを呼び込もうと、廃校になった小学校を改造した宿泊施設を73年にオープン。87
年には、国などの補助を受けながら村の事業として土砂ダムの跡地に緑地公園を整備し、人工の
滝を造った。
当時からずっと村に住み続ける道上さんは「すぐには無理かもしれないけれど、あきらめなけれ
ばきっと昔通りの暮らしに戻れるはず。土砂ダムに負けないで」と熊野地区の住民に励ましの言葉
を贈った。(山野拓郎) 毎日整備局のページで現場の写真の重機に油圧ショベルとか名前入れてるヤツ無能過ぎる。
河道閉塞箇所の諸元(作成中)・・・っていつ作成するつもりだ?
赤谷、熊野は越流か。
赤谷は越流したあげくホース沈没?
鹿島も大林もバカじゃねーの? 鹿島建設や大林組が近畿地方整備局に工法を提案するのですか? 土砂で埋めたら、また大雨が降ったとき、その土砂が下流でせき止め湖を造ることになる。 ならない。
どうやって下流で水面以上に積み上がるんだよ <台風12号>熊野川下流の流量 過去最大・伊勢湾時の2倍
台風12号で氾濫した紀伊半島の熊野川について、昨年9月4日の下流「相賀(おうが)」での最大流量を、
Jパワー(電源開発、本店・東京)が、伊勢湾台風(1959年)で国が観測した最大流量(毎秒1万9025トン)の
2倍近い同3万7078トンと算出していたことが分かった。08年に策定され、今後の熊野川流域全体の洪水対策を
方向づける河川整備基本方針は、相賀を基準地点としてピーク流量を伊勢湾台風規模の同1万9000トンと想定している。
それを大幅に上回る流量だったことが判明し、方針の見直しを求める声が高まりそうだ。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120105-00000042-mai-soci 土砂ダム 警戒区域きょう解除
2012年02月08日
◆奈良・和歌山すべて解消
五條市と十津川村は8日午前8時半をもって、同市大塔町赤谷と同村長殿の土砂ダム
2カ所の警戒区域を解除する。これで台風12号に伴って奈良、和歌山両県に設定された
土砂ダムの警戒区域は約5カ月ぶりにすべて解消される。
国土交通省近畿地方整備局から「土砂災害の可能性が低くなった」との通知を受け、両
市村が7日の各協議会で決めた。
警戒区域からは両市村の10世帯18人が避難している。うち5世帯10人が仮設住宅で
暮らしているが、解除後も2年以内の入居は認められるという。警戒区域内に校舎がある
十津川村立上野地中学の松田充弘校長(59)は「上流に土砂ダムがあることは変わらな
い。気を抜くことなく注意したい」と話した。
村は合わせて避難指示も解除する予定。また、村内で震度4以上の地震が観測された
り、土砂ダムの工事中に異常が見られたりした際に避難勧告を発令するなどの基準を設
けた。
五條市は8日の現地調査結果を踏まえ、避難指示から勧告に切り替える予定。
整備局は7日、降雨のために赤谷地区の土砂ダムで水があふれ出したと発表した。た
だ仮排水路を通じて下流に流れ出ており、土砂災害の危険性は低いとしている。 ∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉 「国が早く掘削を」
2012年03月29日
◎熊野川土砂/新宮市議会が決議
新宮市議会は28日、昨年9月の台風12号で大きな被害があった熊野川の川底にたまった土砂を国が取り除くべきだ、とした要請を決議した。熊野川は流域ごとに管理者が国と和歌山県など3県に分かれているため、改修に時間がかかりすぎると指摘されている。
市議15人が提案し、賛成多数で決議した。
熊野川は水害で山から崩れた土砂のため水位が上がっている。周辺住民から梅雨を前に新たな浸水を不安視する声が高まっている。
熊野川は、河口から5キロまでを国が、その上流は和歌山、奈良、三重の各県がそれぞれ管理する。新宮市など流域の自治体や商工団体などは2月、国の管理を強めるべきだとの要望を国などに求めた。
決議では「河道掘削について、河口から5キロより上流で国の直轄により早急に事業化すること」を求めた。また、電源開発(Jパワー)が設置、管理する利水ダムを洪水の調節機能がある多目的ダムへ転用することも要求した。
市議会は近く、国などへ決議文を手渡して要望する予定。