八尾市の解同の利権と不祥事の足跡  (その2) 
2003年11月 (柴谷市政)
 市の公共事業をめぐり、ゼネコンから丸尾勇に「協力金」が渡されていたことが、ある民事訴訟を通して明らかに。
市立病院建設で8200万円、竜華配水場築造工事及び長瀬川貯留施設築造工事で6500万円支払われ、
障害者総合福祉センター建設でも5000万円支払われる約束になっていたとのこと。原告は「入札の相当前に会長(丸尾勇)に協力金の約束を取り付けたゼネコンが、
その工事を受注できます」と陳述している。議会で徹底調査を要求したが、まともな答弁がなかった。
   2005年3月 (柴谷市政)
 4月から八尾北医療センター(桂町6丁目)の経営主体を「運営委員会」から「医療法人健進会」に移譲するにあたり、
土地・建物の無償貸与、職員退職金6300万円の支出、運転資金として9000万円の長期貸付、新たな診療棟建設を含む施設整備費用として4006万1千円などの予算が、
3月議会に計上された。
 長年にわたる市職員の違法派遣も明らかになり、2005年11月に市民128名が合計3億5709万円相当の支出を決定した市長に対し、
損害金返還と今後の支出差し止めを求める住民監査請求を行なった。2006年1月には106名が住民訴訟を起こし、現在係争中。
2006年5月 (柴谷市政)
 2004年9月3日付けで、丸尾勇が取締役を勤める「グリーン造園土木(株)」が「コレクティング・グリーン(株)」に登記変更。青山町4ー4ー22で、
「八尾市清掃事業組合」と表示されている。2006年5月25日、協同組合の関係者とされる政治結社「皇義塾」の塾長らが逮捕され、協同組合も捜査をうけた。
2005年10月 (柴谷市政)
 安中東保育所民営化に反対し丸尾らが市役所周辺でデモ行進。胸に丸尾と大きく印刷されたジャージを着た若者三十数名が護衛。
2006年8月10日 (柴谷市政)
 八尾市発注工事に絡み恐喝事件で「八尾市人権安中地域協議会」理事長・丸尾勇が逮捕される。