>>56
更に補足

歴史の世界なんかで言われるのに、一次資料、二次資料ってのも有ります。

一次資料ってのは、当時の人が残した手紙や御朱印や日記なんかですね、特に公家や僧侶の
日記は一次資料として扱われる事が多くて現場に居た人の肉声とも言えます。

でも、公家は神では無いので、後世の視点から見れば露骨に間違ってる内容の事も有り、現場では
こういう噂が流れてたって理解が正しいでしょう。

二次資料ってのは、一次資料を編集加工した物で後世の人が制作した由緒や家伝なんかですね。
有名な、信長公記「太田牛一著」や武功夜話「前野家の家伝」は二次資料です。

二次資料は編集した著者が居るんですから、嘘が混じってる可能性を否定出来無いんです。
二次資料にこういう事が書いて有ったから事実だって事には成らないのですよ。

飽く迄も、二次資料の記事を補強する一次資料が沢山出て来たら事実なんだろうって事に
成ります。