NTTグループ全体の連結財務諸表の方が正しい会計処理と言える。ただ、厳密には、テレホンカードの販売時は前受金として負債に計上し、使用された分を売上に計上すべきだろう。

厳密に会計処理するのは、実務的に非常に手間がかかる。特に何かの記念に作られたテレホンカードは使用されることはないだろうし、加えてテレホンカードには今のところ期限もないので、いつまでも販売額が売上に計上されないといった不具合が発生する。

だから、簡便な会計処理を選択したのであろう。