カルト宗教団体は「学問的な思考」を非宗教的であるとして異常に敵視する。
特に人文科学を「ヒューマニズム」「人間中心主義」として親の仇の如く憎む。
通常はヒューマニズムとは博愛主義のことをいうのだが、彼らの間では異なる。

彼らにとって、歴史、哲学、文学、芸術などの文系学問は憎むべきものである。
彼らは自分たちの「学問的」思考、「創造科学」のみが正当な思考であるとする。
文系であることは誤った学問的思考、「死んだ信仰」にあたるというのである。