小4のときに大をやってしまった。

5時間目の途中から急激に押し寄せてきて、
休み時間になって最期の力を振り絞ってトイレに向かった。
俺は和式便器が苦手だったのでせっぱ詰まってるのに、
少し離れたうちの学校で唯一の洋式便器の所にかけこんだ。
しかし間一髪で間に合わず、ズボンを下ろそうとした瞬間出た。
幸い下痢ではなかったし、呆然自失になる前に門を締めたので、
量は少しですんだ。(こういうこき何故か尿が一緒には出ない)

パンツの中にこぶし大のウンコが入ったまま教室に戻り、
下校時間まで耐えることにした。
たが、おわりの会で先生が気まぐれにフルーツバスケットをしようと言い出した。
みんなは喜んだが俺の心の中には憎悪と焦りと恐怖が渦巻いた。

とにかく俺は臭いでバレないように一つ所に留まらず、積極的に移動していた。椅子に座る度にじつに欝になる感触がした。
だが、やはり周りの子が臭いに気付きはじめた。
「なんか、クサー」「なにこれー?」俺は人生最高に焦った。

しかしそこで救世主が現れた。
クラスで飼っていたカメだ。
そのとき俺はたまたまカメの水槽の前にいたため、
臭いの発生元はカメだと思われたのだ。
結局ウンコもらしたままだが誰にもばれずに家に帰れた。

長文スマソ カメ、ありがとう。