【頼む俺を笑わせてくれ】久しぶりの同窓会
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15年経っても、チンコだけはずっと俺のそばにいてくれた。
結婚しようチンコ。 ここでお馴染みだった菅井きんも逝ってしまった
これじゃおれのちんこも真っ白になるわけだ さくりゅうとフナムシは?稲荷は?
あとは思い出せない 喪中 俺の肩を抱きしめてくれ
生き急いだ男の夢を憐れんで むかし、むか〜し中国で皆から慕われていた老師が流行り病で亡くなった
人に感染する恐れがあると言う事で親しい人に看取られる事も無く、葬式も無しに荼毘に付され
その功績と比べると余りに残念な最後だった
老師の最後を知り駆けつけた大勢の弟子たちも一目会う事も出来ず、家を訪ねる事さえ出来なかった
集まった弟子たちは余りの事に嘆き悲しんだが、そこで一番弟子がある提案をした
「老師に会うことは出来ないが私たちだけで老師を弔う席を設けようではないか
皆で私の家に集まり老師の冥福を祈ろう。だがこんな御時世だ、酒の用意や料理の用意は中々出来ない
そこで皆で酒を持ち寄り、料理とまでは言わないが食材を持ち寄ってくれれば家人に料理させ席を設ける事が出来るだろう」と
皆はその提案に賛成し後日一番弟子の家に再び集まる事にした 酒を片手に、料理や食材をもう片手に持った弟子たちが次々に集まり
酒は広間に用意された瓶に注ぎ入れ、料理や食材は家人が調理したり盛り付けるからと奥に運び込んだ
そして皆が集まり、まだ料理の準備はできてないが、そろそろ始めようかという事になり
一番弟子が瓶の注ぎ口から酒を杯に入れ皆に配った
「では老師のご冥福を祈り献杯」
皆は杯を傾け酒を口に入れると固まった
(酒の味がしない・・・)
誰かが口を開いた
「酒の味がしない、まるで水だ」「まてまて俺もだそれに匂いもしない」「味も匂いも感じないとは一体どういう事だ」
「それじゃまるで流行り病に罹った者みたいじゃないか」
皆は顔を見合わせ思った。
(まさか俺が流行り病?いや他の奴等も流行り病かもしれない)
そして青い顔をして一番弟子の家から逃げ出す様に次々帰っていった 一人残された一番弟子は誰も残って居ないのを確認すると独り言を呟く
「馬鹿な奴等だ、この瓶は二重になっていてこっちの注ぎ口からは事前に入れておいた水が出るとも知らずに
勝手に流行り病と勘違いして逃げていったわ。
席を設けて丸儲けと
あいつ等のお陰で食材の備蓄は増えた。料理済みは早く食わんといけないが、まずはただ酒でもいただくか」
と皆が注ぎ込んだ所から酒を一杯汲み出し口に
「味がしない水のようだ・・・いったいどうして・・・まさか俺も・・・」
一番弟子の家から逃げる様に帰っていった弟子たちは各々こう呟いていた
「まさか酒が水のようになってしまうとは。まぁ俺一人ぐらい水持っていっても判りはしないと思ったけど
あそこまで薄くなるとは。それにしても薄すぎるまさか他のやつらも俺と同じで水だったんじゃねーの?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています