むこうでも書いたけどここでも

全国一の梅の産地、みなべ町で特産の梅干しを使ったおにぎりで消費の拡大を図ろうという「梅干しおにぎり」条例案が、町議会で可決されました。
みなべ町は国内産の梅の4分の1にあたるおよそ3万トンを生産する全国一の梅の町です。
しかし若い世代を中心に梅干し離れが進み、1世帯当たりの梅干しの年間購買額がこの15年間でおよそ3分の2に減るなど消費は伸び悩んでいます。
このため町議会の委員会が、「梅の町」をアピールするとともに消費拡大を図ろうと「梅干しでおにぎり」条例案を提出しました。
条例案は義務や罰則などはありませんが、おにぎりを作るときは「具は梅干しで」と呼びかけるとともに、
特産の梅の価値を高めるため品質向上や安全の確保に努めるほか、おにぎり用の梅干しの新しい製品の研究や開発を推進することなどが盛り込まれています。
条例案を提出した議員は「梅の価格の低下や消費量の減少は地域経済に深刻な影響を与えている。
全国初の『梅干しでおにぎり条例』でみなべの梅を全国にPRし、梅産業を守っていきたい」と述べ、全会一致で可決されました。
みなべ町の小谷芳正町長は「今後、学校給食の際に子どもたちが梅入りのおにぎりを自分でにぎって食べることなど
工夫を重ねながら梅の普及に努めていきたい」と話していました。
この「梅干しでおにぎり条例」は来月1日から施行されます。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044609921.html?t=1411731152738


>
久々に話題性のある話題