https://japanese.engadget.com/jp-2020-01-23-2-pc-herobox-chuwi-lan-vga.html

中国CHUWIが、Windows 10を搭載するミニPC「HeroBox」を発売しました。価格は2万5999円で、Amazonにて既に注文が可能です。
本製品は省スペース設計なことを売りにしており、本体サイズは約18.7×13.7cmで高さ3.8cm。ちょうどB6判の本を2冊ほど重ねたくらいの大きさです。

放熱にも配慮されており、筐体の素材には熱伝導性アルミニウム合金を使用しており、本体温度の上昇を抑えます
ちなみに、4時間連続で使用しても約34度を維持できるとのことです。また、ファンレス設計のため、一般的なデスクトップPCよりも高い静音性を担保するとしています。
基本性能としては、最高クロック2.4GHzのインテル製Celeron N4100プロセッサ(開発コード"Gemini Lake")を搭載し、
8GBのメモリや180GBのSSDを採用するなど、簡単な書類作成や動画鑑賞程度の使用なら十分です。さらに、4K解像度での画面出力にも対応します。
ミニPCを謳う製品は、小型化ゆえにポート類が少なく、別売りのアダプタやハブを繋げるなど、ユーザーへの負担になりがちですが、HeroBoxは、インターフェイスも充実。
USB 3.0と2.0をそれぞれ2ポート、USB Type-C(データ転送速度はUSB 3.0相当)を1ポート、
HDMI、microSDスロット、イヤホンジャックを備えるなど、小型筐体でありながらインターフェイスが充実。
VGA端子(D-Sub 15ピン)や有線LAN(1000BASE-T)端子までも搭載しています。

普段はデスクトップやノートPCをメインで使う人も、サブ機としてデスクトップPCを使っている方は多いはず。
しかしそうしたサブPCの買い替えなどにおいて、何十万円もするPCをもう1台導入するのは抵抗を感じることでしょう。
HeroBoxのコスパの良さは、これまでにも実績が豊富なCHUWIならではと言えます。2台目のPCとして検討してみるのも良いかもしれません。