2024年5月13日 12:21

東スポWEB

 2015年にドレスの色が「黒と青」か「白と金」か、インターネットで世界を巻き込んだ論争となった。その発信主の男が妻の首を絞めて裁判沙汰になっている。英紙デーリー・レコードが先日、報じた。

「インターネットを壊したドレス」というあだ名が付けられたドレスの色が、黒と青なのか、白と金なのか、大きな論争となった。

 2015年、英スコットランドのキア・ジョンストンさんと妻グレースさんが1週間後に結婚式を挙げるにあたり、新婦の母親セシリアさんが式当日に着るドレスの画像を娘に送った。
夫婦はそのドレスの色について意見が食い違い、ジョンストンさんがフェイスブックに画像を投稿したが、友人の間でも意見が分かれた。

 その後、結婚式に出席した新郎新婦共通の友人ケイトリン・マクニールさんが直接ドレスを見て、黒と青だと思ったが、画像をSNSタンブラーに投稿したところ、世界的な論争となった。

 実際のドレスは黒と青だったが、視覚系のバイアスのため人によって色の見え方が異なり、白と金に見える人もいるというのが科学者の見解だった。

 そのジョンストンさんがグレースさんの首を絞め「命を危険にさらした」として暴行罪に問われ、先日、グラスゴー高等法院に出廷し、罪を認めた。判決は6月6日に言い渡される。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/302155