0001朝一から閉店までφ ★
2023/09/16(土) 23:18:23.93ID:wE+6xUh2文・写真/小島瑞生(海外書き人クラブ/スイス在住ライター)
スイスの人々は、日本人の私たち同様に自然を愛し、散歩やハイキングをするのが好きな国民です。そのためスイスにはいたるところに遊歩道が作られており、毎日多くの人々が夫婦や友人たち、または一人でそういったプロムナードを散策しているのを見かけます。
私自身、若い頃は「散歩なんて退屈」と考えていましたが、アラフィフの今、のんびりとあちらこちらをよく歩くようになりました。
特にスイスは風光明媚な景色にあふれており、場所によってはまるで絵本か映画の中に入り込んだよう。それに同じ場所を何度歩いても、季節や時間によって山や空が全く違う表情を見せ、飽きることがありません。
ユネスコ世界遺産のラヴォー地区を歩く
気に入っている散歩コースは、スイス西部フランス語圏のローザンヌからモントルー郊外のヴヴェイエリア。スイスとフランスにまたがるレマン湖のほとりにある地域で、ラヴォー地区と呼ばれています。
ここラヴォー地区の葡萄畑は、スイス内の葡萄畑の中でも特にフォトジェニックで、2007年からユネスコ世界遺産にも登録されているほど。
葡萄畑に囲まれた坂だらけの細い道をゆっくりのぼっていくと、突然眼下に一面の葡萄畑と青い水をたたえるレマン湖が広がり、絵葉書のような絶景に圧倒されます。
そしてラヴォー地区内に点在する村々も、昔から変わらぬ姿を残しており、歩いているとなんだかタイムスリップして過去の時代に足を踏み入れたかのような錯覚に陥ります。
ワインが大好きなスイスの人々
https://news.yahoo.co.jp/articles/62cddbf7bd91cec08dd970d7ae5a7cca98d98bec