2023/07/20 11:17
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 18日(現地時間)、米サンフランシスコ中心部の大型フードコート「ラ・コシーナ・マーケットプレイス」正面入口前には、腰をかがめた人々があちこちに並んでいた。これらの人々は全員、麻酔にも使われる鎮痛剤「フェンタニル」に酩酊(めいてい)している人々だ。 その付近も半裸で布団をかぶって横になっている人々や、目の焦点が合わないまま歩道に腰掛けている人々であふれていた。ラ・コシーナは2021年、非営利市民団体とサンフランシスコ市、米連邦政府が「都市再生」を呼びかけ、古い郵便局を改装して始めた大型プロジェクトだった。その趣旨は、スラム化するサンフランシスコ中心部を再生させることで、予算と寄付金495万ドル(約6億9000万円)をつぎ込んできた。しかし、今年9月に運営を中止する。運営費は毎月20万9000ドル(約2900万円)だが、収益は2万4000ドル(約340万円)に過ぎず、赤字に持ちこたえられなくなったためだ。

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