(CNN) 中米ニカラグアの介護施設で働いていた修道女2人が今週、国外へ追放された。同国のオルテガ大統領は野党指導者やジャーナリスト、カトリック教会への弾圧を広範囲に行っている。

強権的なオルテガ氏はかねて国内の聖職者を標的とし、キリスト教の司教らを「テロリスト」と呼んでいる。
同氏はカトリック教会が2018年の反政府抗議デモを支援したと糾弾。
政府はこのデモを「クーデター未遂事件」と位置付ける。

コスタリカ国籍を持つ当該の修道女2人は、いずれも12日にコスタリカへ到着した。現地の教区が明らかにした。

《中略》

ニカラグアでは18年以降、数万人が迫害を逃れて祖国から脱出している。この年、オルテガ政権は拡大する反政府抗議デモを弾圧。

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、この取り締まりで数百人が殺害され、数千人の負傷者が出ている。
恣意(しい)的に拘束された人も多数いるという。
2月、政府は政治犯200人以上を釈放したが、その多くは米国が受け入れている。

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CNN 2023.04.14 Fri posted at 13:45 JST
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ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領=2022年12月14日/Yamil Lage/Reuters