2023年2月19日 13:00 発信地:ベイルート/レバノン [ レバノン シリア 中東・北アフリカ ]

【2月19日 AFP】シリア中部ホムス(Homs)東郊の町で17日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が市民らを銃撃し、計68人が死亡した。
英国を拠点とするNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が18日、明らかにした。
ISによる1回の攻撃による犠牲者数としては、ここ1年で最大となった。

 人権監視団のラミ・アブドルラフマン(Rami Abdel Rahman)氏によると、死亡したのは市民61人と兵士7人。
バイクに乗ったIS戦闘員が、砂漠地帯でトリュフを採取していた人々を銃撃した。

 ISは、2月から4月にかけてのトリュフの収穫時期を狙い、攻撃しているという。

 ISは現時点では犯行声明を出していない。

 監視団は、砂漠地帯でのISの攻撃による死者は今月10日以降で計90人に上るとしている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3452006