2022/12/10 00:41 (JST)
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ウクライナ侵攻をめぐり、ロシア軍に関する「虚偽情報」を広めたとして、モスクワの裁判所は野党指導者に対し懲役8年6か月の実刑判決を言い渡しました。

ロシアの野党指導者イリヤ・ヤシン氏は今年4月、自身のユーチューブ番組でウクライナの首都キーウ近郊ブチャの民間人殺害に言及し、ロシア軍に関する「虚偽情報」を広めた罪に問われています。

ヤシン氏は裁判で「私の使命は真実を伝えることだ。政権に逆らわず黙っている訳にはいかない」と述べ、無罪を主張していましたが、モスクワの裁判所は9日、ヤシン氏に対し懲役8年6か月の実刑判決を言い渡しました。

ロシアではウクライナ侵攻後、情報統制が強まっていて、プーチン政権の意向に沿わない報道や主張を厳しく取り締まっています。