2022/8/22 13:19
https://www.sankei.com/article/20220822-LRCUFAIFZZKVJBPLSYZKX76KPM/

ドイツの首都ベルリンで21日、政府機関が市民に一般公開され、首相官邸の庭で記念撮影を求めてショルツ首相の両隣に立った女性2人が突然、上着を脱いで上半身裸になり、ロシア産ガス輸入禁止を訴える一幕があった。2人はすぐに警備担当者らに取り押さえられた。

女性らは上半身に「今こそガス禁輸を」と書き、驚いた表情を見せるショルツ氏の横で禁輸を求めて叫んだ。

ロシアのウクライナ侵攻後、ロシア産天然ガスへの依存度が高いドイツは禁輸に否定的だった。欧州連合(EU)は石油禁輸では原則合意した。

ドイツは6月からロシア側にガスの輸送量を大幅に削減され、需要が高まる冬場のガス不足が懸念されている。