2021年2月20日 17時13分

日本時間の20日朝、アメリカ南部のアラバマ州で、航空自衛隊の隊員が乗った航空機が訓練中に墜落し、隊員が死亡しました。この隊員はアメリカ空軍の教育課程で操縦技術などを学んでいたということで、防衛省が、詳しい状況を確認しています。

航空自衛隊によりますと、日本時間の20日8時ごろ、航空自衛隊に所属する20代の2等空尉とアメリカ空軍のパイロットの教官が乗っていたT38練習機が、訓練中にアメリカ南部のアラバマ州にあるモンゴメリー空港に着陸しようとしたところ、空港からおよそ3キロの地点に墜落したということです。

航空自衛隊の隊員とパイロットの教官はいずれも死亡しました。

防衛省関係者によりますと、この隊員は、戦闘機のパイロットになるためアメリカ空軍の教育課程で操縦技術などを学んでいたということで、防衛省はアメリカ空軍と連絡を取り、事故の詳しい状況を確認しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210220/k10012878211000.html