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●1945年8月14日、満州北東部の葛根廟では、
避難中の満蒙開拓団の女性・子供ら約1200人が、戦車14両とトラック20台のソ連軍と鉢合わせした。
白旗を上げたにもかかわらず、ソ連軍は機関銃掃射を行い、さらに次々と戦車でひき殺した。
死者数1千人超、200人近くは小学生だった。

この惨事を第5練習飛行隊第1教育隊大虎山分屯隊の偵察機操縦士が上空から目撃した。
怒りに燃えた同隊の有志11人は、総司令部の武装解除命令を拒否し、ソ連軍戦車への特攻を決行した。

敦化(現吉林省)でも悲劇が起きた。
武装解除後の8月25〜27日、パルプ工場に進駐したソ連軍が女性170人を独身寮に監禁し、
強姦や暴行を続け、23人を自殺に追い込んだのだ。
…ソ連軍の侵攻により、軍民合わせて約24万5千人が命を落とした。
  《産経新聞取材班 「国会議員に読ませたい敗戦秘話」》