2020年上半期でタイの自殺者は2551人

タイ保健省精神保健局は「世界自殺予防デー」の2020年9月10日、2020年上半期に自殺した人は2551人だったと発表しました。前年同時期よりも459人増え、22%の増加率になりました。

2020年上半期の自殺増加には、新型コロナウイルス感染拡大の影響の失業等による経済的な問題やストレスによる影響が多いとみられており、精神保健局によると1997年のアジア通貨危機の際にも自殺率が前年比で20〜30%増加していたとのこと。

なおオックスフォード大学は6月に、新型コロナウイルス感染拡大が自殺率に与える影響について発表。新型コロナウイルスのストレスが自殺の原因の一つとなっていることを明らかにし、収束後も問題が長引く可能性を警告しています。

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https://www.thaich.net/news/20200911qw.htm