たった一人の陽性者のために休校となったラヨーン県の274校が再開へ

エジプト軍用機の乗組員であるエジプト人男性が、タイ到着時の14日間の隔離検疫を免除されていたため、ラヨーン県の街を歩き回り、ショッピングセンターなどを訪れていたという出来事。後に彼が新型コロナウイルス陽性であったことが確認されて、大騒動になりました。

感染を恐れた人々はラヨーン県を訪れる予定を変更したため9割のホテル予約がキャンセルになり、エジプト人男性が訪れたとされるショッピングセンターは1日閉鎖し消毒を行い、多くの学校も感染対策で休校となったのです。

各報道によるとラヨーン県知事は2020年7月18日、感染対策で休校となった274の学校が、7月20日に再開する準備が出来ていると語りました。

教育省により閉鎖命令を受けた274の学校は、11の専門学校、223の公立学校、32の私立学校、8つの非公式の学校。これらの学校に通う生徒や学生が、追跡アプリ「タイチャナ」によってエジプト人男性と同じ日にショッピングセンター訪れたことが分かったため、学校の清掃と消毒を行うために3日間閉鎖されたとのこと。またリスクの高かった生徒や学生に検査を行った結果、全員が陰性でした。

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https://www.thaich.net/news/2020719ga.htm