日本人駐在員が陽性反応 比国内の日本人で初
カビテ州の工業団地で勤務の日本人駐在員が新型コロナウイルス陽性反応

カビテ州カルモナ町の工業団地にある日系企業に勤務中の日本人駐在員から新型コロナウイルス感染の陽性反応が出たことが分かった。フィリピン国内で日本人の感染が分かったのは初めて。

 同町のロヨラ町長や関係者によると、同駐在員はマカティ市在住で3月27日から自宅隔離に入っていた。熱帯医学研究所から検査結果が届いたのは4月2日で、症状は現時点では良好だという。

 同駐在員が通っていた会社は2日以降、一時的に閉鎖された。職場は消毒されるという。

 保健省は4日午後4時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数(累計)が3094人、死者は144人になったと発表した。感染者は前日同時刻比で76人、死者は8人増えた。回復者は57人。(岡田薫)

まにら新聞
http://manila-shimbun.com/category/society/news250645.html