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■「私達は日本に、このことを感謝しなければなりません」

日本の終戦日は「Victory over Japan Day(対日勝利の日)」と呼ばれ、
大きな都市では記念式典が開かれた。
デヴェンドラ氏が住んでいたラトゥナプラでも式典が開かれ、
イギリス側代表の後で、氏の父親がスリランカ側を代表して演説を行った。

「この日は、私達が日本に対する勝利を祝うものです。
しかし、私達は日本によって得られたものがあります。
それは愛国心という心でした。
それは、日本によって全てのアジアの国々にもたらされたのでした。

戦争によってアジアの国々、インドネシアやインド、スリランカ、
ビルマなどは自らに対する自信と民族主義の意識を得たのです。
私達は日本に、このことを感謝しなければなりません。」