Posted by: 川合英介
掲載日: Jan 4th, 2020.
イタリア最大の湖、ガルダ湖の西岸にある小さな街、リモーネ。かつてレモン栽培で栄えた街は、レモン博物館を筆頭に、街路表示にレモン、店にはレモンのリキュール、レモンチェッロやレモングッズが並び、まさにレモンづくし。ところが、どうやら名前の由来はレモンではないらしい!?レモンの香に包まれた小さな街の魅力をご紹介します。





レモンの街、リモーネ

イタリア最大の湖、ガルダ湖の湖畔に、レモンで溢れた小さな街があります。街の名前はリモーネ。名前からも連想されるように、まさにレモンづくしの街です。
レモンは、街路表示、おみやげ屋のレモングッズなど、街中、至る所に溢れています。街を歩いていると、街の空気がレモンの香で充満しているような気分になってきます。もちろん、レモン畑では現在もレモンが収穫されています。

そして、レモンについてもっと知りたい方はレモン博物館がおすすめです。そこでは、実際に生えている様々な種類のレモンの樹を見る事ができ、この地のレモン栽培の歴史について知る事ができます。


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レモン博物館 (Limonaia del Castel)
住所:Via Orti,9,25010 Limone Sul garda
開館時間: 【3/15〜5/24】 10:00〜18:00、 【5/25〜9/15】 10:00〜22:00、 【9/16〜10/31】 10:00〜18:00
【上記以外の冬期間、金土日】10:00〜17:00
HP: https://www.visitlimonesulgarda.com/la-limonaia-del-castel/
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ところが、リモーネの歴史を紐といてみると、予想もしなかったどんでん返しが。街の名前リモーネはレモン由来の名前ではないのです。かつてこの街のすぐ近くに、ローマ帝国の境界がありました。その境界の名前は、リーメス・ロマーノ Limes romano。そして、境界という意味のこの言葉が語源となってリモーネという街の名前になったのです。従って、街の名前はレモンとは関係がないのです。


     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://tabizine.jp/2020/01/04/306937/