・One in four Europeans are anti-Semitic, with POLAND the country with the highest rate of people displaying anti-Jewish views, study claims

ヨーロッパ人の4分の1が反ユダヤ主義の信念を持ち、ポーランドでは反ユダヤ的な見方を示す人々の割合が最も高い国だという事が新しい研究でわかった。

これは今年、ヨーロッパ14カ国を対象に調査されたもので、ヨーロッパの西側では反ユダヤ主義の信念が低下している一方、ヨーロッパの東部の国々では急激な上昇が見られた。

ナチスの占領とホロコースト以前に世界最大のユダヤ人人口を有するとされたポーランドでは、ユダヤに対する否定的な意見を持つ人が、4年前の37%から48%に増えた事がわかったという。

ウクライナでも2016年の32%から46%まで急激に上昇しており、ハンガリーではすでに40%と高かったが、それでも42%と上昇している。

しかし、ポーランド、ウクライナ、ハンガリーの政府は反ユダヤ主義を否定している。

昨年、ウクライナは、第二次世界大戦中にナチスに味方したナショナリスト指導者を称える決定をし、イスラエルの大使から辛辣な発言を受けた。

ハンガリーでは、ヴィクトル・オルバンによる民族主義政府が、ユダヤ人の投資家ジョージ・ソロスに対するキャンペーンで批判されてきた。

2018年の初めに、保守派のナショナリストの与党が特定の種のホロコースト演説を禁止する法律を可決した後、ポーランドでは生活の中での反ユダヤ的な言葉が(公共テレビでも、公務員ですらも)爆発的に見られた。

イスラエルでは、ポーランドのこういった傾向は数名のポーランド人がホロコーストに加担した事のごまかしをしようとしていると見られた。

デンマークはわずかながら8%から10%に上昇し、ベルギーでは21%から24%の上昇が見られた。
フランスは17%で横ばい、スウェーデンは4%で最も低かった。

対照的に、イギリス、スペイン、オランダ、イタリア、ドイツ、オーストリアでは反ユダヤ主義的な傾向が減少している事がわかった。

イタリアとオーストリアはともに大きな減少を記録し、イタリアが11%減の18%、オーストリアが8%減の20%となった。

ビジネスの上でのユダヤ人の影響力は、東ヨーロッパで広く受け入れられていると見られ、72%のウクライナ人、71%のハンガリー人、56%のポーランド人、50%のロシア人が、ユダヤ人の力が強すぎると考えている。

西ヨーロッパでは、ユダヤ人は自分の居住国よりもイスラエルに忠実であるという考えが最も一般的な反ユダヤ主義的な見方であり、フランスでは32%、スペインで62%がその見解を示した。

2015年以降に主に中東からヨーロッパに押し寄せた100万人を超える移民の中の一部が、反ユダヤ的な姿勢を持ち込む可能性があるという懸念により、この調査では、西ヨーロッパ6か国でのイスラム教徒のユダヤ人に対する姿勢も調査された。

ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリスのイスラム教徒は、これらの国の国民全体の数値よりも反ユダヤ主義的な姿勢である傾向だとわかった。

・The ADL GLOBAL 100: An Index of Anti-Semitism
https://global100.adl.org/map

(画像)
https://i.dailymail.co.uk/1s/2019/11/21/08/21282596-7709683-image-a-1_1574323206690.jpg
https://i.dailymail.co.uk/1s/2019/11/21/08/21282586-7709683-image-a-2_1574323210451.jpg

 14:46, 21 Nov 2019 Daily Mail
https://www.dailymail.co.uk/news/article-7709683/One-four-Europeans-anti-Semitic-POLAND-worst-offender.html