インディアンには、もともと土地私有の観念はなかった。
土地の権利、売却、譲渡、などの意味すら知らない。
それをよいことに、イギリス人は無理矢理契約書に署名させ、
合法的と称して騙し、脅して、次々にインディアンの土地を収奪していった。

合衆国は建国以来、土地所有をめぐってインディアンと白人との間に
結ばれた条約・協定は300を超えたが、そのほとんどすべてが、日ならずして反故にされた。

【アメリカ人に都合のいいときは合法性の証文に使われ、都合が悪くなれば即座に破り捨てられた】のである。