・日本における死刑執行について

2019年8月2日

日本において再び死刑が執行されたことを受け、ベアベル・コフラードイツ連邦政府人権政策・人道支援担当委員は本日(8月2日)、次の談話を発表しました。

「日本において死刑が執行されたと聞き、衝撃を受けている。本日、2人の死刑が執行された。これにより、2012年12月以降の死刑執行は計38人となった。

ドイツ政府は、死刑を非人道的かつ残酷な刑罰として全面的に否定する立場であり、EU各国とともに世界における死刑制度廃止に向け取組んでいる。

ドイツと日本は緊密なパートナーであり、多くの課題について信頼に満ちた協力を行っている。こうしたことから日本国政府に対しては、従来の制度運用を見直し、死刑執行を停止するよう呼びかける。

日本における、死刑制度廃止に関する市民社会の開かれた議論は、対話の重要な契機となるものであり、これを心より歓迎する」

・Erneut zwei Todesurteile in Japan vollstreckt
https://www.aargauerzeitung.ch/ausland/erneut-zwei-todesurteile-in-japan-vollstreckt-135344938

2019年8月2日 ドイツ連邦共和国大使館・総領事館
https://japan.diplo.de/ja-ja/aktuelles/-/2237168