アメリカ陸軍のグレンドン・オークリー一等兵（22）が3日、銃乱射事件の現場となったテキサス州エルパソのショッピングモールで”勇敢な救出劇”を行ったとして話題になっている。
この日、非番でモールを訪れていたオークリー氏。男が銃を乱射し始めたのに気づくと、体はすぐに反応。
ハンドガンを構えカバーアクションを取った。

そのままモールから脱出しようとしたところ、銃声でパニックになり恐怖で逃げ惑う子供ら10人以上を発見。
保護者の姿がなかったため、彼は別の男性にも頼み、出来る限り多くの児童を両手に抱きかかえ懸命に走り、安全な場所まで逃がしたのだ。
オークリー氏は「自分の命よりも子供たちのことの方が心配だった」と直後インタビューに応じている。

オークリー氏が駐車場へ出ると、武器を持っていたこともあり、駆けつけた警官からは犯人に間違われる場面があったようだ。
しかし携帯していたライセンスを見せ疑いは晴れた。

少なくとも20人の死者と26人の負傷者を出した今回の銃乱射事件。
しかし彼の勇気ある活躍が多くの人々に希望を与えている。

インタビューに応じるオークリー一等兵
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