【オピニオン】フランスがドイツに「核の傘」を提供する用意 [03/25]
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・フランス、ドイツに核の傘を提供する用意
1月22日、ドイツの町アーヘンの市役所で、メルケル首相とマクロン大統領が、独仏両国の協力と欧州統合を一層推進する条約に署名した。このアーヘン条約は、平和と安全保障、文化、教育、研究、気候、環境開発、経済など、多岐にわたる包括的な独仏協力をうたったものだが、最も重要なのが防衛、安全保障で、就中両国の領土に対する侵略が行われた場合、「兵力を含むあらゆる手段」で支援することを約束している。
この約束は、集団的自衛権を定めたNATO条約第5条を越えるものとされている。NATO 条約第5条は、締約国が攻撃を受けた場合、「必要とみなす行動を取る(…such action as it deems necessary…)https://www.nato.int/cps/en/natohq/official_texts_17120.htm」と規定しているが、アーヘン条約での支援は無条件とされている。
https://www.diplomatie.gouv.fr/IMG/pdf/traite.aix-la-chapelle.22.01.2019_cle8d3c8e.pdf
https://www.bundesregierung.de/resource/blob/992814/1570126/c720a7f2e1a0128050baaa6a16b760f7/2019-01-19-vertrag-von-aachen-data.pdf
これは、欧州が自らの運命を決める時期が来たとの認識に立ったものと言われる。そして、それはトランプ大統領のNATO観に由来するものである。トランプはNATOでは米国が不当に多くの財政を負担させられているとして、他の加盟国に防衛費を少なくともGDPの 2%支出するよう求めたが、基本的にNATOを税金の無駄使いとみなしている節があり、米国のNATOからの離脱さえ示唆している。このような状況の下で、欧州諸国が米国には頼れないと考えるのは当然である。
米欧関係は、第二次世界大戦後の国際社会で大きな比重を占めてきた。米欧は基本的価値観を共有するのみならず、先進国経済圏として世界経済をけん引し、民主主義地域として戦後世界の秩序の維持発展に貢献してきた。しかし、米欧の一番強い絆はNATOに集約される安全保障面であったと思われる。冷戦後もロシアの脅威に対し、共同で対処してきた。 その絆が切れるということは、米欧関係にとって革命的変化である。欧州が米国に頼らずに自らの安全保障を確保しようとするのは画期的なことである。
しかし、米国以外の締約国が、米国がNATOで果たしてきた役割を肩代わりするのは容易ではない。欧州ではこれまでも自身の手で欧州の防衛を強化しようとする動きが見られ、特に、マクロン大統領は、欧州統合軍の創設の必要性を強調してきた。 しかし、これまで米国が果たしてきた役割に代わるような欧州統合軍の設置には欧州諸国の防衛費の飛躍的な増加が必要で、実現には時間がかかる。
アーヘン条約では、フランスがドイツに核の傘を提供したことが重視された。条約の条文中には核の傘に対する直接の言及はないが、マクロン大統領がインタビューに答えて、その点を明らかにしたという。 核の抑止は欧州統合軍の創設と異なり、時間がかかる問題ではない。ロシアの核攻撃に対する抑止には、必ずしもロシアと同じ核戦力は必要ない。抑止はロシアが堪えがたいと思う被害を与える能力があれば成り立つ。何が堪えがたい被害であるかの判断には主観的要素も入る。フランスの持っている約300の核弾頭とミサイルで、ロシアが堪えがたいと考えるような核攻撃をすることは可能であり、そうとすればフランスの核能力は対ロ抑止力を持っていると言える。ただ、ドイツを核の傘のもとに置くことは可能としても、欧州全体を置くことまでは考えてないだろう。その意味でフランスは米国の肩代わりはできず、米国が手を引いた後の欧州の核抑止は大きな問題である。
>>2
(フランスのエマニュエル・マクロン大統領とドイツのアンゲラ・メルケル首相)
https://www.washingtonpost.com/resizer/X1irXV0BdRdkbHQpGKxGRp_5Xtw=/1484x0/arc-anglerfish-washpost-prod-washpost.s3.amazonaws.com/public/OAEOFDR2YMI6TMIL6BNCFZ2YMU.jpg
2019年3月25日 WEDGE
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15680 トランプのNATO観で、NATOが崩壊したわけではない。しかし、その土台が大きく揺らいでいることは間違いない。これからの米欧関係は未知の領域に入っていく。その中で独仏の安全保障協力は重要な役割を果たすことになるだろう。
1963年のエリゼ条約は独仏の戦後の和解を確認した歴史的文書であったが、アーヘン条約が米欧関係の基本的変化の中での独仏の協力を謳ったものとして、同様に将来歴史的意義のある文書であると認められることになる可能性がある。実際、同条約には、エリゼ条約の独仏和解と協力の精神のもと、21世紀の状況に合わせて、さらなる独仏協力と統合を促進するとの規定がある。ただ、内容が抽象的であるので、状況の変化等に応じ、どれだけ具体的に独仏関係の深化が進むかは未知数である。
・France is prepared to extend its nuclear deterrent to Germany
https://www.washingtonpost.com/opinions/2019/02/28/france-is-prepared-extend-its-nuclear-deterrent-germany >>5
wikiより
ドイツ国内唯一の核基地がルクセンブルク近郊にあるブューヒェル(Büchel)に存在する。
基地内には、WS3で装備された11個の航空機用掩蔽シェルターがあり、核兵器備蓄用に使われている(最大備蓄数は、44発)20発のB61核爆弾が備蓄され
ドイツ空軍のトーネードIDSを装備する第33戦闘爆撃戦航空団(JaBoG 33 =Jagd Bomben Geschwader 33)が投下任務にあたっている。
建前上はNATOのニュークリア・シェアリングによる分担保有
まあ有事にその約束が守られる保証は無い 「NATO」加盟国は「ニュークリア・シェアリング(Nuclear Sharing)」って考え方があるから
それに代替するものを、おフランスが用意するって事なのな。エゲレスが離脱する流れだから
「核戦力」を提供できるのは、EU諸国では唯一「おフランス」だけになるわけで。 ちなみに北朝鮮は日本に対して核の傘の提供を提案したことがある 2017/05/29
米英はもう頼りにできない、メルケル独首相が警告
http:
//carpenter.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1496044590/
メルケル「もう米英を頼る時代は終わった。独仏でやっていく」 [無断転載禁止]©2ch.net
http:
//hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1496047214/
2018/06/26
【EU】欧州で新たな軍事部隊が発足、仏主導 英独なども参加[06/26]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/news5plus/1529993300/31
2018/11/07
【欧州軍】マクロン仏大統領、「真のEU軍」の必要性強調 米ロからの自衛訴え
https:
//asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1541525449/
11/15
【「欧州軍」創設】メルケル独首相も同調
https:
//asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1542214837/
11/17
独仏「欧州軍」創設協力で一致 「共通の防衛体制と安全保障を」トランプ大統領「米国に対抗する欧州自衛の軍だ」と反発
https:
//asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1542585219/
3/12
【ドイツ】メルケル首相が「欧州共通の空母建造構想」を支持 [03/12]
https:
//egg.5ch.net/test/read.cgi/news5plus/1552397445/
日本は核武装を真剣に検討するべき
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/war/1285691621/471-472,507-509,537,705,755 >>4
保有ではなく、精々共有というべき
核爆弾を格納してる兵器庫はアメリカ兵が銃もって警戒してるし
許可なく近づけばドイツ将校でも撃たれるぜ
起爆コードもアメリカしか知らないから、核をドイツの都合で使えないわけで
そんなんじゃ保有と言えないだろ
ドイツだけじゃなくて、ベルギー・オランダ・イタリア・トルコだって核共有国だ
・オランダ(フォルケル空軍基地)・イタリア(アヴィアーノ空軍基地、ゲーディ空軍基地)
・ベルギー(クライネ・ブローゲル基地)・トルコ(インジルリク空軍基地)
・ドイツ(ビューヒェル空軍基地)
だけど何故かドイツだけ「核保有」って言われるんだよなぁwフシギw
(つかほんとは核持ってるんだぜ、と自慢したい?) イタリアが一帯一路合流でレッドチーム入り濃厚になりつつある今、
トランプがイタリアで生産してるF35工場
(しかしイタリア人労働者は居ない。全員アメリカ人)や
核を撤去するのではないか、とwktkしてるのだがw プレイステーションのゲームで
”リモートコントロールダンディ”
って言うのがあるんだがフランスが
核エネルギーの国だという事がよく分かるよ
やった事無い人は、いっぺんやってみて フランスが核の傘を提供するとして、それがASMP空中発射核巡航ミサイルだったら
プーチン激おこだろ
NATOの核は核爆弾だから(INF条約で米ロ核弾頭ミサイルは禁止。だから核トマホークも無くなった)
プーチンもまだ眉根動く程度だったけどさぁw
仏の核ミサイルはソ連時代からの問題だから、フランスの核の傘はヤブヘビもいいところ フランスなんかに自国の命運を委ねるのはよっぽどの馬鹿しかいない。
大雨降ってきたら自分だけは濡れたくないからな。
有事になったら傘なんか自分の頭の上からあっというまに無くなるわ ドイツのためにフランスがロシアに核爆弾一発落としたら
フランスが一瞬で消え去るけどいいの? ドイツに核を持たせないがための子供だましの方便だな クズペアwww
悪足掻きやめて大人しく民衆に降伏しろ。
間違いなく断頭台だけどな! >>10
フィンランドには核搭載できる愉快な陸上兵器あるな。
欧州は基本嘘つきしかいないから間に受けるヤツはマヌケ扱い 確かにフランスは対空ミサイル防御システムが無い気もする
ドイツは今アメリカと共同でTLVSってのを開発中なんだっけ
(まぁ中核はやっぱりのパトリオットなのだが・・性能などはお察しです)
それを使うつもりなのかもしれんが、確かに今だったら1発で消え去るやね
核抑止が報復能力に依存してるだけだから 昔から、ドイツ国内にアメリカが核弾頭おいてたがな。
いざとなったらドイツが核弾頭搭載したミサイル打てるように。 >>20
つうか真面目にソ連との核戦争を覚悟していた冷戦時代に
あれだけ欧州に核兵器や対核装備が置かれてたわけで
同じく対ソ最前線の極東に核が持ち込まれてない訳ないわな
横須賀とか沖縄に備蓄されてない訳ない。非核三原則というブラフがうまく効いただけ ぽっぽをおだてて出資させて友愛の核兵器を作ったら
あの国に献上されてしまうか ぽっぽをおだてて出資させて友愛の核兵器を作ったら
あの国に献上されてしまうか これって東欧の小国は無視なんだよね
自国の安全が保障されれば小国の安全保障は無視
それでアメリカを追い出し欧州のリーダーを名乗るドイツらしいやり方 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています