13歳のムエタイ少年ボクサー、KOされ亡くなる

13歳のムエタイ(タイ式キックボクシング)ボクサー、アヌチャー・ターサコー選手が2018年11月12日、脳出血のためサムットプラカーン病院で亡くなりました。

アヌチャー・ターサコー選手は、2018年11月10日にタイ中部サムットプラカーン県で行われた慈善試合に出場し、3ラウンドにパンチの連打を浴びてKO負け。倒れたアヌチャー・ターサコー選手は意識を失い立ち上がることが出来ず、同県プラプラデーン郡の病院に運ばれ、重度の脳内出血であると診断されました。その後設備の整ったサムットプラカーン病院へと移されましたが、11月12日に死亡しました。

アヌチャー・ターサコー選手は早くに両親を失い、叔父に育てられており、家計を助けるために8歳の頃からムエタイをはじめ、これまでに170試合に出場していたそうです。

なお現在タイでは12歳以下の子供のムエタイを禁止する案について、議論されている最中でした。

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