・日立子会社など3社、サウジアラビアの鉄道運行受注　約3250億円
 
日立製作所は18日、イタリアの鉄道システム子会社、アンサルドSTSなど3社がサウジアラビアの鉄道運行と保守を受注したと発表した。受注総額は約29億ドル（約3250億円）で、このうちアンサルドSTSの受注分は約10億ドル（約1100億円）。サウジの首都リヤドの都市鉄道のサービスを12年間手掛ける。

受注したのはサウジ・リヤド市開発局からリヤドメトロ3〜6号線の運行と保守サービス。4路線の総距離は約113キロメートルで、駅は合計で50ある。運行や旅客案内などの乗客支援に加え、施設管理や駅、車両や変電設備といった幅広いインフラの保守などを手掛ける。

日立は2015年にイタリアのアンサルドSTSなど2社を買収した。サービス事業を強化し、鉄道車両の新車以外の需要を取り込む。

・Hitachi: Ansaldo STS Receives Contract for the Operation and Maintenance Services of Lines 3, 4, 5 & 6 of Riyadh Metro
https://www.benzinga.com/pressreleases/18/09/a12367663/hitachi-ansaldo-sts-receives-contract-for-the-operation-and-maintenanc

(日立)
http://www.acnnewswire.com/images/company/hitachi.jpg

2018年9月18日 20:30 日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO35479860Y8A910C1TJ3000