「機内に爆発物」との連絡で独機が緊急着陸、誤報と判明

【8月17日 AFP】ドイツのコンドル(Condor)航空の旅客機が16日、機内に爆発物が持ち込まれたとの通報を受け、ギリシャ・クレタ(Crete)島への緊急着陸を余儀なくされた。しかし結局不審物は見つからず、誤報だったことが分かった。地元警察が17日、明らかにした。

 同社が所有するボーイング(Boeing)753型機は、250人を乗せて紅海(Red Sea)沿岸にあるエジプトのリゾート地ハルガダ(Hurghada)を出発しドイツ西部デュッセルドルフ(Duesseldorf)に向かう途中、機内に爆発物があるとの連絡を受けたパイロットが緊急着陸の許可を求めた。

 同機がクレタ島西部ハニア(Chania)の空港に着陸すると、乗客は直ちに避難。地元警察官の話では、爆弾処理の専門家らを含めた治安部隊が機体を点検したところ、「不審物は何もない」ことが判明したという。

 乗客はハニアのホテルで一晩足止めされたが、同機は翌17日にデュッセルドルフに出発予定となった。

 2016年5月には、フランスのパリからエジプトのカイロへ向かっていたエジプト航空(EgyptAir)機が地中海に墜落し、乗員乗客66人が死亡する事故が発生している。

・Bombendrohung auf Condor-Flug von Hurghada nach Düsseldorf
https://www.bz-berlin.de/panorama/bombendrohung-auf-condor-flug-von-hurghada-nach-duesseldorf

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2018年8月17日 22:50 AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3186390