(CNN) 相次ぐ銃撃、殺人事件への対応に苦慮している米イリノイ州シカゴで5日、午前0時から午後2時までの間に計44人が撃たれ、このうち5人が死亡した。

特に、午前1時30分からの3時間だけで10件の銃撃事件が発生。計30人が撃たれ、2人が死亡した。

地元警察幹部が同日午後に発表したところによると、このうち一部はギャングの抗争に関連した銃撃だった。

少なくとも1件では、銃撃犯が地域のイベントに集まった住民らに向かって発砲した。

年齢が判明している負傷者のうち、最年長は62歳、最年少は11歳だった。

シカゴ市内では3日にも銃撃が6件発生したが死者はなく、4日に発生した15件のうち1件で死者が出ていた。

同市では近年、銃撃、殺人事件が目立っているが、同幹部によると今年の発生件数は昨年に比べ、銃撃が30%、殺人が25%減少している。

6月まで15カ月間、前年比マイナスの記録が続いたが、6月25日には21人が撃たれ、2人が死亡した。専門家らによると、犯罪は夏の暑い時期に増える傾向がある。

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