0001しじみ ★
2018/07/26(木) 22:14:18.32ID:CAP_USER英中部ウスターシャー州に住むティニ・オーウェンズさん(68)は、結婚から40年たつ夫ヒューさんとの離婚を希望しているものの、夫は拒否している。
訴訟は最高裁まで争われた。
最高裁は全会一致でオーウェンズさんの訴えを退け、現行法が定める通り2020年まで離婚できないとした。
オーウェンズさんの弁護士は、オーウェンズさんが判決に「精神的に打ちのめされて」おり、「彼女の人生は前に進むことできない」と語った。
イングランドとウェールズの現行法では、配偶者の同意がない場合、浮気や理不尽な行動、逃避などで結婚生活が破綻していると証明できない限り、
最低5年間の別居が離婚が認められる条件になっている。
英司法省は判決を受け、「離婚をめぐる現在の制度は、ただでさえ困難な状況のなかで、敵意を不要に生み出してしまう。
政府はすでに、制度改革の可能性を検討している」と述べた。
1978年に結婚したオーウェンズ夫妻の間には、成人した2人の子供がいる。
ティナさんは2012年に離婚を考え始めたと話す。しかし、2015年2月まで別居していなかった。
ヒュー・オーウェンズさんは離婚を拒否している
2人の関係は修復できないところまでいっていると、ティナさんは主張。同居を続けるのが常識的に不可能な行動をヒューさんがとったとしている。
一方のヒューさん(80)は離婚に同意せず、ティナさんが言うような行動はしていないと主張している。
ヒューさんは、もし2人の関係が修復不能なまでに破綻しているとすれば、ティナさんが浮気をしたか、あるいは「退屈」しているからだと反論している。
最高裁では今年5月に開かれた審問で「理不尽な」行動や、「過失」をめぐるさまざまな法的主張を検討した上で、25日に判断を示した。
裁判官の1人、ウィルソン卿は、法廷がティナさんの訴えを「ためらいつつも」退けたと説明し、現行法の問題は議会で解決されるべきだと指摘した。
ヒューさんの弁護士は文書で、「自分の結婚を救おうとする当人の努力が不当に批判される」べきではないと述べた。
「ヒュー・オーウェンズさんは、自分や妻の私生活に打撃を与えるこの経緯を、喜んでしているわけではない」という。
ティニさんのサイモン・ベックル弁護士は、最高裁には「今後を見据えた、現在の社会的規範に沿う」判断をしてほしかったと語った。
最高裁長官のレディ・ヘイルは、今回の裁判が「非常に憂慮される」案件だったものの、「法改正」は裁判官の役目ではないと述べた。
下級審は、オーウェンズ夫妻の結婚生活が破綻していると認めたが、妻が挙げた理由は「根拠が薄弱で誇張されている」との判断を示していた。
続きはソースで
https://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/9F0B/production/_94651704_tiniowenspa.jpg
BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/44963021