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Don Wagyu's $180 Steak Sandwich Arrives in New York City | Robb Report https://youtu.be/kxO0qqv_KCo

2018年6月の終わり、ニューヨークはダウンタウン・マンハッタン、ウォールストリートから歩いて5分のところに、
超高級の「和食」レストランがオープンした。米メディア「ブルームバーグ」のグルメ記者が現場からの食レポートをお届けする。

2018年6月27日、ニューヨーク初の和牛サンドウィッチ専門レストラン「Don Wagyu」が、
マンハッタン金融街のサウス・ウィリアム・ストリートにオープンした。ニューヨーク証券取引所から歩いて5分のところだ。

93平米の店内で、3種類のサンドウィッチ(サンド)が提供されているが、それぞれ値段の違う和牛が使われる。

一番安いのは、和牛と米牛をかけ合わせた「和州牛」を使ったもので28ドル(約3100円)だ。
一番高いのは、日本の宮崎のある農場から取り寄せたA5ランク「尾崎」を使ったもので180ドル(約2万円)だ。

1日に200個ほど販売しているが、売り切れ次第、閉店する。「Caviar」で配達も可だ。

パンに挟まれた牛肉はパン粉をまぶされ、さっと焼き上げられ、外側はサクッとした歯ざわり、内側はクリーミーで柔らかだ。
シェフのサミュエル・クロンツはこのサンドを、
懐石料理「Uchu」の10品200ドル(約2万2000円)のおまかせメニューの1品として提供してきた。
クロンツとオーナーのデレク・フェルドマンは、このサンドを目立たせる「大舞台」を見つけたがっていた。

「ステーキハウスよりも和牛カツサンドをやりたかったんです。
この業界が品質第一の高級路線、ファイン・カジュアル・ダイニングの方向に動いていると見ているので」とフェルドマンは言う。

「長時間座ってのおまかせコースも好きなのですが、毎日できるものではないですよね。
こうした体験の敷居をもっと下げたかったんです。贅沢と言えば、必ずしも3時間コースの食事である必要はないと思います。
世界最高級、希少なビーフを食べるっていうだけでもいいんじゃないでしょうか」

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