ナイジェリア・ラゴス(CNN) ナイジェリアのラゴスで28日、
石油タンクローリーが爆発して車数十台に延焼する事故があり、当局によると少なくとも9人が死亡、5人が負傷した。

タンクローリーはラッシュアワーの午後5時ごろ、高速道路の橋の上で乗用車に衝突、炎上した。
この高速道路はラゴス郊外に住む人が通勤に利用している。

政府当局者はCNNの取材に、車両54台が燃えたと説明。死者数は今後増えるとみられていると明かした。

現場には緊急対応チームが出動し、炎に包まれた人々を救出しようと試みた。
ラゴス州緊急事態管理当局の責任者は、依然として鎮火に当たっている状況だとしている。

目撃者の男性によれば、乗っていたバスが橋を渡るところで突然、運転手がバスを停車させた。
乗客に対してはタンクローリーの横転絡みの事故が起きたとの説明があった。

石油が漏出し始めた現場にバス1台が突っ込み、さらに車1台がこのバスに突っ込んだところで燃料が発火。
そこで突然、大きな爆発音が聞こえたという。

ナイジェリアでは石油タンクローリー絡みの事故が多い。
昨年10月には、交通量の多い道路でタンクローリーから石油が流出し、車20台とバイク4台が炎上する事故が起きていた。

https://www.cnn.co.jp/storage/2018/06/29/4ce4645709c0f06b88d6ec529f3d2f14/t/768/432/d/lagos-explosion-super-169.jpg

CNN
https://www.cnn.co.jp/world/35121667.html