ロシアのイルクーツク州は、
養育費を支払わらなかったとして裁判所から矯正労働を課された罪人を野犬保護施設で働かせている。
ロシア連邦刑執行庁の広報部がスプートニクに対して明らかにした。

ロシアの法律では、罪の重さと健康、学歴に応じて矯正労働の種類が選ばれる。

野犬保護施設での措置がとられているのはイルクーツク州のみ。
養育費未支払いの罪人のなかで、獣医学やそれに準ずる教育を受けたものは、野犬保護施設のゲージを清掃したり、
えさを与え、散歩をする作業につかされている。ロシア連邦刑執行庁のスポークスマンは、
「この措置の教育的効果は絶大。この作業にあたったほぼ全員が捨て犬の世話をしながら変わっていき、
自分の親としての義務により責任感をもつようになった」と語っている。

養育費の支払いをせず、矯正労働につく者たちには、捨て犬の世話の他にも道路掃除夫、
清掃員、緑化活動員としての作業が課されている。

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