ポーランドの上下両院は27日、
同国にあるナチス・ドイツの強制収容所跡をメディアや政治家が
「ポーランドの強制収容所」などと簡略化して表現することを禁じた法律の改正案を可決した。
違反者に最高で禁錮3年を科すなどとした条文の破棄が決まった。

 ポーランド政府は、
こうした表現はナチスのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の責任がポーランドにあるとの誤解を招くと主張し、
違反者に禁錮刑を科すことを盛り込んだ法が2月に成立した。
これに対しイスラエルが、ポーランドでの虐殺の責任を否定する行為だと反発し、
両国間で外交問題に発展していた。(共同)

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産経ニュース
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