サッカーロシア代表のアンチ・ドーピング規定違反の疑いを受け国際サッカー連盟(FIFA)は、
世界アンチ・ドーピング機関(WADA)と共同で調査を実施した。調査結果はWADAにより受理された。

英国紙「デイリー・メール」は23日、
FIFAがロシア代表によるアンチ・ドーピング規定違反を知っていたと主張する、
ジャーナリストのニカ・ハリス氏の記事を公表した。
FIFAはメディアに対し、「我々は調査の過程で全てのデータを調査した。
マクラーレン氏(ロシアのドーピングシステムに関する報告書作成者)と話したが、
同氏はロシア代表選手によるアンチ・ドーピング規定違反については言及しなかった。
我々はまた、医師のロドチェンコフ氏
(モスクワ・アンチ・ドーピングラボ、元研究所長)に考えられうる多くの疑問を投げかけ、
塩分濃度の高いサンプルや禁止薬物が混入している疑いのあるサンプルの再検査をした。
それに加えて、モスクワ・アンチ・ドーピングラボにあるサンプルを分析し、
個々のロシア代表選手に対して新たな調査を実施した」と述べた。

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