トランプ米大統領は5日、米プロフットボールリーグNFLのスーパーボウルで勝利した
フィラデルフィア・イーグルスをホワイトハウスに招待する祝勝会を中止し、国歌と星条旗を敬う式典に急きょ変更した。
イーグルスのメンバーの多くが参加を拒否したことにトランプ氏が腹を立てたための対応だが、
イーグルスを「非国民」に仕立てるやり方には非難の声も上がっている。

 ホワイトハウスの説明によると、イーグルスからは1日の時点で、
選手やコーチ、スタッフなど81人が参加することになっていた。
しかし、4日になって、選手の多くがトランプ大統領に抗議するためにボイコットし、
出席者が10人以下に減ったという。

 ホワイトハウスと球団側は日程の変更も検討したが、
トランプ氏が米朝首脳会談など外遊を控えていることから調整が付かなかった。
サンダース報道官は5日の記者会見で「こんな直前にボイコットするとは、
イーグルスの政治的曲芸だ」と激しく批判した。

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朝日新聞デジタル
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